瀬戸内海国立公園内、瀬戸内海に浮かぶ小さな島・大久野島は、『うさぎ島』として観光客が増加している人気スポットです。島にある「休暇村 大久野島」には、旅の疲れを癒してくれる温泉もあります。外国人観光客によるYoutube動画が人気に火を付けたことから、『Rabit island』として知られ、世界中から観光客が訪れるようになりました。その魅力を体験してきました！
写真：うさぎの島「大久野島」
最寄りの駅のJR呉線「忠海駅」から徒歩5分のところにある忠海港からフェリーで約15分、大久野島に到着です。
外国人観光客がアップしたYoutube動画から『Rabit island（うさぎ島）』として知られ、世界中から観光客が訪れるようになった大久野島。この瀬戸内海に浮かぶ小さな島におよそ700羽もの野生うさぎが生息しています。
写真：船着き乗り場の前の港のゲートウェイ。フェリーのチケット売り場兼お土産屋さん
写真：ゲートウェイのうさぎの写真。旅の気分を盛り上げてくれます
大久野島へは車の乗り入れは禁止ではないですが、島内の車両の通行ができません。車で渡った場合は第二桟橋にある駐車スペースに停めることになります。
島内の約4キロメートルの外周道路はとても狭く、しかも急坂なので車は走ることはできません。 忠海港のフェリー乗り場に置いていった方がいいです（駐車は無料）。
写真：フェリーに乗り込みます！
フェリーを降りたら、「休暇村 大久野島」へ行く専用バスがあります。
写真：専用バスで宿へ
写真：「休暇村 大久野島」の外観
意外に広い建物です。
客室は和室ですが、ベット使用のお部屋です。窓からは海が見えます。
写真：「休暇村 大久野島」の客室
うさぎは夜行性らしいですが、昼間でも結構あちこち飛び跳ねています。
写真：のどかな景色。ここがうさぎの島だということがわかりますね
可愛いうさぎに癒されたり、うさぎとツーショット撮影したり…。
写真：夜行性だもんね、ちょっとお眠？
写真：ちょっと人慣れしているうさぎもいましたよ
うさぎたちと戯れた後は、 瀬戸内海を眺めながら入れる天然ラジウム温泉の「せと温泉」でまったり。浴槽は「大沓（おおくつ）湯」と「小沓（こくつ）の湯」の2カ所あり、それぞれ男女の浴室があります。
写真：両端にそれぞれの温泉があります
写真：広々とした大沓湯
ちなみに「小沓の湯」からは瀬戸内海に沈む夕日も眺められます。
夕食までの風呂上りは缶ビールで！
写真：お部屋に置かれていた菓子とビールでゼロ次会！
「休暇村 大久野島」では、朝夕食ともにビュッフェスタイルで提供しています。
夕食は、瀬戸内の旬の食材を使った四季折々の料理が並びます。周りが海で囲まれていますから、広島産の牡蠣や魚介などのほか、広島牛のステーキや、契約農家が育てた有機野菜のサラダなどヘルシーでおいしい全50種類以上のメニューがずらり。日替わりメニューもあり、連泊客でも飽きずに楽しめます。
写真：夕食ビュッフェの一例
写真：私もビールのつまみを取ってきました
みなさん、のんびりと好きなものを食べながらくつろいでいました。
朝食は30種類以上のメニューが並びます。広島のお好み焼きやこだわり茶漬けもあります。
20時からは「海ほたる発光観察会」が、朝7時からは「朝のお散歩会」が行われ、地元民ならではの島の楽しみを教えてくれます。
連泊していても食事は困りません。施設1階にあるうさぎをコンセプトとした癒しのカフェ「兎人（うさんちゅ）カフェ」があります（沖縄の海人（うみんちゅ）をもじったのでしょうね）。
大久野島オリジナルの「兎人コーヒー」や「竹原たけのこ牛スジ煮込みバーガー」、「タコ天」などの軽食のメニューも豊富にあります。
写真：兎人カフェ
うさぎに癒されたり、のんびりと温泉に入ったりとゆっくりとした時間を過ごしたいときには、「休暇村 大久野島」はいかがですか？
（まとめ・文：吉川、編集：hotspring727）
