北海道「星野リゾート　トマム」で遊ぶオータムシーズンリゾート宿泊体験レポート。1泊ではもったいない！

北海道最大級の滞在型リゾート「星野リゾート　トマム」。新型コロナウイルスの影響から少し落ち着きをとり戻して、多くの滞在客が訪れています。オータムシーズンの最後になりましたが、実際にホテルを訪れ、食事やアクティビティを楽しんできました。まだ、間に合うイベントもありますよ！

写真：朝早くには雲海が見えることもあります

喧騒を忘れた快適な滞在が可能！

「星野リゾート　トマム」は、東京ドーム213個に匹敵する約1000ヘクタールの敷地の中にあります。冬はスキーやスノーボードが楽しめる山々や、さまざまな動物に触れ合うことができるファームエリアなど、大自然に囲まれ、敷地内には2つのツインホテルがあります。

36階建ての「トマム ザ・タワー」はリゾートの中心に位置し、さまざまなレストランや施設へのアクセスにも便利な利便性の高いホテルです。アクティブに過ごしたい方にオススメです。

写真：左の2つが「トマム ザ・タワー」。右側が「リゾナーレトマム」

また、私が滞在した「リゾナーレトマム」は、リゾートの高台、針葉樹林の森に佇む、大人の時間を過ごせるファミリーリゾートホテルです。1フロア4室、全室100平米以上のオールスイートでリゾートステイを満喫できます。

写真：「リゾナーレトマム」の外観

広いお部屋にはリビングのほかに、2つのベッドルームがあります。

写真：ツインベッドのある部屋

写真：ダブルベッドがある部屋

また、展望ジェットバスやプライベートサウナも完備しており、優雅な時間を満喫できます。

写真：眼下に大自然が広がる展望ジェットバス

写真：大人が2名ほど入れるプライベートサウナ

ほかにも100平方メートルのスイートツインルームを改装して誕生した、2室限定のデザインスイートツインがオススメです。

パープルを基調とした落ち着いた客室の大きな窓に面したリビングには、大自然を見渡すことのできるソファを設置。新たにミニバーや部屋で好きな音楽を楽しめるワイヤレススピーカーが用意されています。

写真：スイートツインのリビング

思い思いに楽しむ多彩な空間！

敷地の小高い山の中腹に位置する街並み「ホタルストリート」は、食事やショッピングを楽しめる9つの店舗がウッドデッキでつながった160メートルの街並みです。日本初のスキーインスキーアウトヴィレッジとして、2017年12月に誕生しました。

写真：「ホタルストリート」は「トマム ザ・タワー」と「リゾナーレトマム」の両方から徒歩約5分に位置する

私は昼過ぎに到着したので、チェックイン前にcafe&bar「つきの」でランチをしました。星野リゾートオリジナルブレンドコーヒーなどカフェメニューのほか、ビールやカクテル、軽食を取り揃えています。

写真：cafe&bar「つきの」の入口

ランチ限定のポテト付きベーコンレタスハンバーガー（ドリンクセットで1650円）をオーダー。注文を受けてから調理するので15分くらいかかりますが、バンズの中のハンバーグやタマネギソテー、ポテトも温かい！

写真：ハンバーグのほかにベーコン3枚、トマト、レタスなども挟まっているボリューミーな一品。

そして、もう一つ立ち寄ったのが「TOMAMU Wine House」。北海道のナチュラルワインを中心に、気軽にワインを味わえるワインバーです。

写真：ずらりと北海道のナチュラルワインが並ぶ「TOMAMU Wine House」

30ミリリットルという少量から飲めるので、好きなワインを飲み比べができます。

写真：3つのワインをセレクトしました！

飲み比べをして気に入ったものは、ボトルでも購入できるので、客室で夕食後にゆっくり楽しむこともできます。

写真：おつまみには「ファーム星野」で生産しているリコッタチーズとモッツアレラチーズがオススメです

チェックイン後にはアクティビティも

「ザ・タワー」から徒歩5分ほどでアクセスできる大きな木の下には5本のハンモックが設置されており、羊に囲まれてうとうと昼寝を楽しむことができる「羊とお昼寝ハンモック」が。

写真：「羊とお昼寝ハンモック」入口

写真：人懐っこい羊に癒されます

ホテルに戻って、体をホットドリンクで体を温めながら読書タイムもいいですね。

写真：コーヒーやジュースなどが飲める「Books&Cafe」。宿泊者が24時間利用できます。

夕食はちょっとリッチに！

夕食はリゾナーレトマム31階のメインダイニング「OTTO SETTE TOMAMU（オットセット トマム」に行きました。イタリアの郷土料理を中心に北海道ならではの食材を用いたフルコースを提供するレストランです。

写真：白と茶色の落ち着いた店内

それぞれの料理に合わせた、ワインのペアリングコースと、スパイスやハーブなどを活かしたノンアルコールペアリングコースがあります。

秋のコース料理は蝦夷鹿やカニ、キノコなどを使用した8品。どれもシェフの細やかで丁寧な手業が光ります。

写真：宝石箱の蓋を開けた時の感動が味わえる「彩り豊かな小さな前菜」。魚介にエディブルフラワーが花を添えます。

写真：13種類の食材が宝石のように詰められた「海の幸を詰め込んだテリーナ」

写真：タヤリンというイタリア北部を代表する手打ちパスタの「カニのタヤリン フィノッキオの爽やかな香り」

写真：柔らかいローストしたフィレ肉とキノコが合う「牛肉のアロースト ジャガイモのパッサータ」

どれもこれもペアリングのワインと合い、3時間という時間があっという間に過ぎてしまいました。

朝食は「森のレストラン ニニヌプリ」のビュッフェスタイルで。「ファーム星野」の牛乳をたっぷり使ったフレンチトーストがとても美味しい！もちろん、牛乳も外せません。

写真：ファーム星野の牛乳を使ったフレンチトースト。ホイップクリームとメープルシロップがよく合います。ほかにも海鮮丼などの和食もあります。

まだ間に合うアクティビティ

今年は10月31日迄（16：45～18：30／参加費無料）ですが、ファームエリアで仮装した動物と一緒に楽しむハロウィンイベント「ファームハロウィン」が開催されています。今年は木馬の部分が羊型の「メェーリーゴーランド」が設置されました。周りには本物の羊もいて、ほのぼのとした時間を過ごせます。

ハロウィン牧場ラウンジには焚き火や牧草のソファ、ジャックオーランタンが描かれた牧草ロールのイルミネーションが飾られます。

大人にオススメなのが、ファームエリアで味わう「食べるバターアペロ」。ファーム星野のトマム牛乳で作った食べるバターと、それによく合う北海道ワインのコラボを楽しめます。

写真：全10種のバターアペロ。1種400円～、10種食べ比べセット3000円、ワイン1杯1200円～

「星野リゾート　トマム」は11月いっぱい、館内のメンテナンスのために休館します。12月1日からはスキーやスノーボードも楽しめるようにリフトやゴンドラの整備、ウインターシーズンのアクティビティの準備などを行うそうです。

何しろ1000ヘクタールの敷地ですので、雪が積もるまでにはやることがいっぱい！12～3月まではレストランもウインターメニューになるので、その準備もあります。

写真：12月からは冬仕様になる「星野リゾート　トマム」

10月31日までのオータムシーズンもまだ少し楽しめますよ。

（まとめ・文：吉川、編集：hotspring727）

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