伊東市の伊豆高原では、周遊型謎解きイベント「旅先探偵」が2023年2月28日まで開催されています。LINEでヒントをもらいながら謎を解いていくことでスポットをめぐる、新しい形の周遊イベント。謎解きと伊豆高原の自然を同時に満喫できるようになっていますよ。
写真：延長が決定した人気イベント「旅先探偵」
自然の絶景スポットが点在する伊豆高原を周遊しながら、謎解きをしていくイベント「旅先探偵」は、謎解きクリエイター集団RIDDLERの協力で開催されました。
RIDDLERは、テレビなどでも活躍する松丸亮吾氏が代表をつとめる謎解きクリエイター集団。今年、放送された「謎解き日本一決定戦X2022」という番組でも話題になりましたね。
そんな謎解きのプロフェッショナルと、伊豆半島のリゾート地伊豆高原がコラボとは、どういうイベントなのか、気になりますよね！
謎解きをしていく中で、伊豆高原の壮大な自然や美しいスポットを満喫できる内容になっているようです。
写真：伊豆高原は温泉地としても人気！
謎解きイベントの舞台は、ユネスコ世界ジオパークに認定された伊豆半島の東部に位置する伊豆高原。
太平洋・相模灘に面した海岸線は、変化に富んだ地形を形成しており、宿泊施設をはじめ、美術館や博物館、レジャー施設などが点在しています。
温泉地としても人気で、伊豆高原温泉にはホテルやペンション、隠れ家的な宿までさまざまな宿泊施設があります。都心からのアクセスがいいので、1泊2日の温泉旅行にも最適ですよね。
それでは謎解きでめぐるスポットをいくつかご紹介します！
●大室山
写真：大室山（提供：伊東市観光課）
美しい景観で知られる標高580mの大室山。お椀のようなきれいなシルエットが印象的です。山頂へ向かうリフトでの空中散歩や、山頂から富士山や相模湾までを見渡す素晴らしい眺望で人気です。
●城ヶ崎海岸
写真：城ヶ崎海岸（提供：伊東市観光課）
大室山の噴火の溶岩によってできた海岸で、ダイナミックな景観や、スリルたっぷりの「門脇つり橋」、季節の花々などを楽しめるスポット。
●一碧湖
写真：一碧湖（提供：伊東市観光課）
周辺の木々などが湖面に映し出される美しい火口湖。秋には周辺の紅葉も楽しめるスポットでもあります。
●小室山
写真：小室山（提供：伊東市観光課）
小室山公園では、年間を通して季節の花を楽しめます。4000本ものつばきも植えられており、2月頃からは「つばき観賞会」も開催。山頂からは、相模湾や伊豆七島などの壮大な景観を楽しめるスポットです。
参加者が伊豆高原に散りばめられたヒミツを辿りながら、物語を体験していくというイベント。出題される謎を解いていくことで参加者自身が旅の物語の中に入っていくような不思議な体験ができるそうですよ。
3つのコースが用意されています。
●駅コース
初心者におすすめ。徒歩や公共交通機関で周遊可能です。
所要時間：1.5～2.5時間
●山コース
徒歩や公共交通機関で周遊可能。所要時間：2～3時間
●湖コース
車での周遊がおすすめ。所要時間：半日から1日
さらに3つのコースを踏破した方限定のスペシャルコースもあるようです。
1．旅先探偵のキットを購入
2．冊子に記載されたQRコードからLINE登録をすると、注意事項やヒントの案内が返信されます。
3．伊豆高原へ向かい、謎を解いていくと現れる次の場所へ。そこでさらに次の手がかりをゲットします。
4．謎を解き明かし、物語のエンディングへ。
謎解きガイドと1,000円分（500円×2枚）のクーポンがセットになったキットは観光ガイドとしても使えます。クーポンは宿泊施設やお店で利用することができますよ。
施設によっては独自の特典を付けているところやさらなる割引、プレゼントがある施設もあるそうです。
伊豆の名産やオリジナルTシャツが当たる抽選に応募できる参加者特典もあります。コースをクリアするとプレゼントに応募できます。3つのコースのうち、1つのクリアだけでも応募可能です。
謎解きの詳細はネタバレになるため、公表されていませんが、おそらく最後にはスッキリしたエンディングが待っているのではないでしょうか。
涼しくなって動きやすくなる秋、紅葉シーズンの伊豆高原で探偵になりきり、謎解きにトライしてみては？
（まとめ・文：mashiro、編集：hotspring727）
