【紅葉露天・栃木】約1400年の鹿の湯源泉を眼下に見渡す紅葉の絶景とともに。日帰りは毎日100人限定●那須温泉　鹿の湯源泉かけ流しの宿 松川屋那須高原ホテル

古くから知られる栃木県の鹿の湯は、国内で32番目に発見、また栃木では最古といわれる温泉で、その歴史は約1400年前に遡る。山狩りでからくも難を逃れた鹿がその身を浸して、傷を癒やしていたことからこの名前が付いたと言われている。

鹿の湯源泉かけ流しの宿 松川屋那須高原ホテルは、この鹿の湯の源泉と奥の沢源泉と2つの源泉を持つ。鹿の湯の源泉を味わえる男性浴場と鹿の湯の源泉・奥の沢源泉が楽しめる女性浴場、また、その他に貸切浴場がある。

写真：紅葉に染まった山々を見渡す露天風呂

鹿の湯は単純酸性硫黄温泉。にごり湯から立ち上る湯気越しに広がるのは、紅や黄色に色づいた木々その姿だ。男性浴場は那須湯本で1番大きく、ゆっくり足を伸ばせるのも嬉しい。

写真：男性用の露天風呂（紅葉時期ではない）

女性浴場に引かれている奥の沢源泉は、単純温泉で刺激も少なく肌にも優しい。鹿の湯の濁り湯と奥の沢の透明なお湯のどちらも楽しめるのが評判だ。

写真：内湯からも窓一杯に紅葉が見える

また貸切浴場は、利用する度ごとにお湯を全て張り替え、新鮮なお湯で訪れる人を迎えるサービスがある。

日帰り温泉もあるが、1日限定100名までなのでお出かけの際にはぜひお問い合わせを。

写真：女性用の露天風呂から見る夕陽

なお、近くには「殺生石」という温泉がらみの面白いスポットがある。松尾芭蕉も訪れた史跡としても有名で、その周辺から噴出するガスが生き物の命を奪うことから「殺生石」の名前が付いたと言われている。松川屋からは歩いて約10分なので合わせてぜひ訪れたい。
（情報確認：2018年7月　更新：さこ）

源泉かけ流しの紅葉露天風呂・関東
源泉かけ流しの紅葉露天風呂TOP

写真：松川屋那須高原ホテル周辺も一面紅葉に覆われる