山口県長門湯本温泉と新山口駅を結ぶ無料送迎マイクロバスの運行がこの4/1よりスタートしています。しかも、長門湯本温泉宿泊者なら何度でも無料で利用できるんですよ!
長門湯本温泉は、今からおよそ600年前に発見された温泉で、山口県で最も古い歴史を持つ温泉です。江戸時代には藩主も湯治に利用していました。
写真:「恋人の聖地」の碑がある音信川。「おとずれがわ」と読む
お湯は無色透明で強めのアルカリ性。化粧水の成分に近く、「美肌の湯」とされています。
山口県は安倍首相の地元、先日ロシアのプーチン大統領が宿泊・首脳会談が開催された旅館「大谷山荘」も長門湯本温泉です。さらに2019年には星野リゾート「界」がオープン予定となっているなど最近ホットな話題が盛りだくさんの温泉地となっています。
写真:長門湯本温泉の夕景。懐かしい感じの静かな湯街だ
この長門湯本温泉、ちょっとアクセスが不便でした。新山口駅から最寄りの長門湯本駅まで電車利用すると新幹線こだまで厚狭駅まで(厚狭駅にはのぞみが停車しないのでご注意を!)。そこからJR美袮線に乗り換えて9駅。最短ルートで1時間半、約2000円程度交通費がかかります。
写真:音信川ぞいに散策路が設けられ、足湯もある
旅行先や初めての場所での乗り換えって、間違えないか、乗り過ごさないか不安ですよね。しかも美祢線は本数が少なく、1時間に1本、タイミングを逃すと2時間近く乗継にかかってしまうことも…温泉にたどり着くまでの道のりも楽しみの一つではありますが、もう少し時間もお金も節約したいところです。
そこで、長門湯本温泉の旅館協同組合による、新山口駅と長門湯本温泉を結ぶ直通の送迎バスの運行がとてもありがたいわけですね。しかも、利用料金は無料。
新山口駅は、山口県の玄関口と言えるターミナル駅です。新幹線のぞみの停車や宇部山口空港への連絡バスが運行していたりと県内外からのアクセスが抜群です。
長門湯本~新山口の所要時間は約1時間半で1日2往復しています。
写真:長門湯本温泉と新山口駅を結ぶ無料マイクロバス
利用できるのは、長門湯本温泉にある11の旅館の宿泊者限定で、立寄り湯のみの場合は利用できませんのでご注意ください。完全予約制で、利用の前日17時までに予約が必要です。予約は各旅館にて受付しているので、問い合わせてみてくださいね。
無料で利用できるので、浮いたお金で周辺の観光地へ足を伸ばしたり、お土産を1つ追加!なんてこともできちゃいますね。
写真:河川公園にある足湯。
http://yumotoonsen.com/microbus/
期間:2017年4月1日〜2018年3月31日 ※ただし年末年始12月27日〜1月3日を除く
本数:1日2往復
料金:無料
対象:長門湯本温泉旅館の宿泊者限定
申込方法:長門湯本温泉の各旅館にて申込
受付期日:利用前日の17時まで
問合せ:長門湯本温泉旅館協同組合
TEL:0837-25-3611(9:00-17:00・年中無休)