和洋スウィーツカフェ 扇屋製菓
https://monaka.i-ra.jp/所在地:静岡県賀茂郡南伊豆町下賀茂168-1 GoogleMAP
TEL:0558-62-0061
営業時間:9:00~17:00
定休日:水曜(変動あり)
「温泉メロン」をご存知でしょうか? その名のとおり、温泉の熱を使った温室で栽培されるメロンです。南伊豆の下賀茂温泉は温泉メロン栽培の発祥の地。ここで育ったメロンをふんだんに使った「温泉メロンパフェ」が口コミで大評判となっています。
その評判を聞きつけ、温泉メロンパフェを販売する「扇屋製菓」を目指して行ってみました!
夏のレジャーシーズンや休日は、午前中には売り切れてしまうという温泉メロンパフェ。開店直後からイートインできる店内やテラス席も埋まり、お土産を買って帰ろうというお客さんも続々。
皮付きでくし型に切られた生のメロンが5切れ。メロンおよそ半玉分がどーん!と載っています。
さらに、真ん丸にくり抜かれたメロンもゴロゴロ。ホワイトチョコに削りチョコ、バニラアイスと生クリーム。
さらに、メロン最中の皮にアイスをはさんだものも載っていて、これも店内でしか食べられないアイテムです(メロン餡の入ったメロン最中は販売しています)。
パフェに盛られたメロンは、しっかりと熟して食べ頃を迎えたもの。
その味は甘くて、食感もジューシーそのもの。誰もが笑顔になれそうです。
メロンとアイスの相性も抜群で、ボリュームがあるけれどさっぱりと食べられました。このボリュームで1100円とは驚き&嬉しい限りです。
温泉メロンパフェは1日におよそ20個ほどの限定商品。もしあればラッキー!ということで、早めの来店が吉です。
さて、温泉メロンとはどんなものなのでしょうか。
温泉メロンの栽培地の下賀茂温泉は、湯量が豊富で、源泉によっては100度近くの高温であることが特徴。ここでの温泉メロン栽培は大正期に始まり、昭和30年代後半にはメロン農家は10数軒もあったそうです。
しかし、度重なる風水害に見舞われ、現在は「さとう温泉メロン」1軒のみとなっています。一年中、自家温泉で温室を温めているので、安定した品質で糖度の高いメロンを栽培できるのだそう。
扇屋製菓のメロンスウィーツはすべて、「さとう温泉メロン」のメロンを使っています。
パフェ以外にも、たくさんのスウィーツが販売されています。
温泉メロンソース付きの南伊豆プリン300円、メロンタルト450円など、どれもおいしそう!看板商品のメロン最中をぜひお土産に。
南伊豆を訪れたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。もしゆっくりと過ごしたい場合は、平日の午前中が比較的おすすめです。
(取材・文:前田ゆかり、編集:hotspring727)