毎日全国各地で暑い日が続いていますね。外の暑さと室内の冷房の温度差に、ちょっと夏バテ気味…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな皆様におすすめしたいのが群馬県は四万温泉の夏の風物詩「ちょうちんウォーク2019」です。お盆の季節が近づくと、懐かしさと共に思い出す「ちょうちん」の灯火が素敵です。
写真:浴衣でちょうちん下げて、という情緒あふれる珍しいお散歩イベントが夏の金曜日の四万温泉で行われる
お宿での夕食後、昭和レトロな風情漂う四万温泉街をちょうちん片手に練り歩くという風流なお散歩で、毎年たくさんの宿泊客が、それぞれの宿の浴衣姿で四万温泉の夏の夜を楽しんでいます。
散策コースは2通りあり、新湯地区コースは、昭和レトロな横町通りの散策と四万川のせせらぎ、山口地区コースは、風情溢れる温泉街の散策と月見橋から商店街まで続く幻想的な足下明かりが優しく穏やかな気持ちにさせてくれます。
写真:夜の四万川のせせらぎの中をお散歩
どちらのコースも四万川沿いに設置された「四万あかり」が、ホタルのように奥ゆかしく幻想的な雰囲気を醸し出しており、古き良き日本にタイムトリップしたような気分になれますよ。
写真:ちょうちんの灯りが連なる様子も美しい
今年2018年の開催日は7月12日〜8月30日までの毎週金曜日、午後8時〜午後9時までの1時間ほどで温泉街を練り歩きます。泊まる旅館によって参加できるコースが決まっていますので、当日の午後5時までにご宿泊のお宿で参加の予約をしてくださいね。
<それぞれのコースと参加できる旅館はこちら>
http://shimaonsen.com/campaign/tyotin
コンビニも信号機も華やかなネオンもない静かな温泉街を、浴衣に下駄、ちょうちんを片手に歩いていると、きっと昔はこんな風に夏の夜を過ごしていたのかなぁ…と、初めてなのにどこか懐かしくノスタルジックな気持ちになり、ロウソクの暖かい光に心もほっこり温まります。
写真:ちょうちんを下げて夜道を歩く…ちょっとタイムスリップ感を楽しめる
お子様も一緒に参加できますので、夜の街をそぞろ歩くというなかなかできない経験に、ドキドキワクワクしてくれそう。都会では感じられない月や星の明るさ、虫の声や清流のせせらぎは、夏休みの特別な思い出になりそうですね。
肌当たり柔らかなお湯でお肌はツルツルスベスベに、四万(よんまん)の病を治すと言われる温泉とちょうちんウォークで身体も心も癒される。そんな夏の疲れをリフレッシュする旅に出かけてみませんか。
(まとめ・文:hotspring727 更新:すてぃーぶん 情報確認:2019年8月)