【佐賀】温泉宿・嬉野茶・肥前吉田焼の極上マリアージュで夏の終わりを優雅に堪能する…うれしの晩夏2017・申込み7/31迄

佐賀県嬉野が誇るものといえば、「嬉野温泉」、「嬉野茶」、「肥前吉田焼」。嬉野温泉が誇る老舗旅館「和多屋別荘」と「旅館大村屋」を舞台に、嬉野茶を楽しむ優雅なイベントが開催されます。

イベントを主催するのは「嬉野茶時」。嬉野で受け継がれている伝統文化を重んじながら、新たな切り口で嬉野の四季を表現し、伝統を後世に伝えるプロジェクトです。プロジェクトを支えるメンバーは、旅館の代表、茶師・茶農家、陶芸家、和洋シェフ、和洋菓子職人などなど、その道のプロ中のプロが集結しています。そんな嬉野茶時がプロデュースする夏のイベントが「うれしの晩夏2017」です。

写真：嬉野の若手茶農家7人が丹精を込めて育てたお茶を自らの手で淹れてくれる嬉野茶寮。夏は冷茶も涼やか

「うれしの晩夏2017」では、5つの催しが用意されています。まずは、「嬉野晩餐会」。肥前吉田焼の器で、一流シェフが手がける嬉野の野菜などをふんだんに使用した最高のメニューを楽しむことができます。こちらは完全予約制で、昼と夜の2部制となっています。どちらもすでに予約が定員に達しているため、抽選となるようです。

写真：雅にしつらえられた嬉野晩餐会の会場

2つ目は「嬉野茶寮」。こちらは、嬉野の若手茶農家7人が丹精を込めて育てたお茶を自らの手で淹れ、接客し、サーヴする特別な喫茶空間です。この茶寮のために用意された和洋菓子も楽しむことができます。こちらは確実に楽しみたいなら、予約がオススメです。

3つ目は「The Tea Salon」。日替わりで茶師がお茶を淹れてくれます。その茶師の厳選茶とそれに合わせた御茶請けをお茶作りのこだわりや思いを聞きながら目の前で味わうことができる1日14名限定の贅沢なサロンです。お茶請けもその日のお茶に合わせたものが用意されます。

こちらも完全予約制で、温泉入浴付きとなっています。「嬉野晩餐会」と「嬉野茶寮」は「和多屋別荘」にて。

写真：季節感あふれる美しさ！食べるのがもったいない嬉野茶寮オリジナル甘味も楽しみ

「The Tea Salon」は「旅館大村屋」にて開催されます。非常に豪華な催しで、スケールの大きさに圧倒されてしまいますね。今年の夏の最後の思い出に、ゆっくりと贅沢な体験をしたいと思っている方はぜひHPで予約方法などを確認してみてください。

写真：茶師による極上の茶を体験したい

写真：旅館大村屋の湯上り文庫内ティーカウンターのThe Tea Salonでは茶師の厳選茶が1日14名限定でいただける

4つ目、5つ目の催しは「嬉野茶ミュージアム」(和多屋別荘)と「嬉野温泉ミュージアム」(旅館大村屋)です。こちらは嬉野茶、嬉野温泉の長い歴史についての展示会で、無料で見ることができます。趣向を凝らした、おしゃれな展示になっているので、観光や日帰り入浴の際に立ち寄ってみてみたいですね。

嬉野晩餐会の申し込み締め切りは7月31日（月）までになりますので、興味がある人は急いで問い合わせましょう。
なお、嬉野茶ミュージアムと嬉野温泉ミュージアムは、日帰りなど立ち寄りでの鑑賞も可です。また和多屋別荘のフロント茶寮では嬉野茶時のお茶７種類を１杯540円から楽しむことができます。袋でのお茶は大村屋・和多屋別荘ともに嬉野茶寮セレクトショップで販売しているので、お気に入りのお茶を家庭で楽しむのもいいですね。

以上、嬉野を愛するメンバーによる、こだわりのイベント「うれしの晩夏2017」。嬉野の伝統文化を丸ごと味わえる究極の催しと言えます。夏の終わりに嬉野を堪能してみてはいかがでしょうか。
（まとめ・文：ゆきさね）