北海道観光でも大人気の函館。その函館市にある湯の川温泉は北海道三大温泉郷のひとつです。老舗温泉旅館も多いエリアに、2021年7月1日に、数年ぶりに新規開業するホテル「函館湯の川温泉 海と灯/ヒューイットリゾート」。北海道道南の“湯と食を味わい尽くす”がコンセプトという新しいホテルの魅力をお伝えします。
写真:屋上のインフィニティ風呂で楽しめる函館地酒で月見酒
名湯百選の湯の川温泉
函館市は天然の良港である函館港によって、北海道と本州を結ぶ交通結節点として、また、道南地域の中心都市として発展してきました。
毎年約500万人の観光客が訪れる観光都市となっており、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』では1つ星以上の星が付いている観光地が市内に20以上もあるというから、その人気ぶりは納得ですね。
市内にある「名湯百選」にも選ばれた湯の川温泉は、登別温泉や定山渓温泉とともに北海道三大温泉郷のひとつです。
湯の川の語源は、アイヌ語の「ユ(湯)」と「ペツ(川)」に由来しているとか。1453年には湧き湯が発見され、多くの人が湯治や癒しを求めて利用してきました。
湯倉神社の境内下には湯の川温泉発祥の地碑があります。
写真:「湯の川温泉発祥の地碑」がある湯倉神社
函館市電「湯の川温泉」電停からほど近い交差点の一角に設置された足湯「湯巡り舞台」。浴槽には屋根がかかっているので、多少の雨や雪でも気にせずに、手軽に温泉を満喫することができます。
写真:年中無休、9:00~21:00まで利用可能な足湯
温泉街に久々に新しい温泉ホテルの誕生!
湯倉神社から徒歩約10分のところに、2021年7月1日に「函館湯の川温泉 海と灯/ヒューイットリゾート」がオープンします。湯の川温泉街では数年ぶりになる、新築開業の温泉リゾートホテルです。
写真:外観(イメージ)
ダイナミックなホテル名のロゴの文字は、書家の金澤翔子さんによるもの。
金澤翔子さんといえば5歳から書家である母に師事し書を始め、今や全国の名だたる神社仏閣で奉納揮毫(きごう)や個展を開催し、ローマ教皇庁(バチカン市国)に大作「祈」を寄贈したことでも有名です。
写真:ゆったりとしたロビー
新しくて、古き良き湯の川温泉の宿
「道南の湯と食を味わい尽くす」がコンセプトのこのホテルは、北海道は道南の食材を中心にした食を提供しています。
写真:北の海の豊かな海の幸
北海道の漁港でその日の朝に獲れた新鮮な魚を使用した寿司や刺身、野趣味あふれる豪快な漁師料理を中心とした贅沢な海の幸料理が勢ぞろい!
写真:贅沢に魚介をふんだんに使った海の幸料理
2階のブッフェレストラン「月舟」の約150種類の品目で構成されるブッフェ形式の夕食は、北海道最大級のボリュームです。
道南の食材をふんだんに使い、ライブキッチンにて新鮮な魚介類を豪快に使った寿司や海鮮丼コーナー、薪で焼き上げる魚介・肉類のオーブン料理、北海道スイーツコーナーなどが楽しめます。
写真:ライブキッチンも広めなブッフェレストラン「月舟」
1階の和食処「雲波」では北海道の郷土料理の代表の花咲蟹をメインに使用した会席料理や豪華海鮮丼などを、個室やカウンター席でゆっくり味わえます。
写真:豪華な海鮮丼
津軽海峡を一望できるインフィニティ風呂!
ホテルの屋上には源泉かけ流しの温泉風呂があり、大浴場「天海」には津軽海峡を一望できるインフィニティ風呂「古の無限海灯露天風呂」があります。
夜にはホテル名の「海と灯」の由来である、津軽海峡に浮かぶ月と漁火の灯に包まれる癒しのひとときを演出。入浴タイムによって変わる、目の前に広がる雄大な津軽海峡を楽しめます。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物温泉なので、つるつるしっとりした肌が期待できますよ。
写真:空と海が溶け込むインフィニティ風呂
また、家族風呂のほか、壺湯や寝湯、日本では珍しい畳風呂もあり、足元を気にすることなく小さな子供から高齢の方まで安心して利用できます。
写真:家族風呂
ダブルルームからジュニアスイートまで客室のタイプが多彩なので、さまざまなシーンで利用できますね。
写真:客室の一例(ジュニアスイート)
北海道のベストシーズンといわれる7月。そんな気持ちの良い時期にオープンする「函館湯の川温泉 海と灯/ヒューイットリゾート」。
ホテルから徒歩で約3分のところに函館市熱帯植物園があり、南国の珍しい植物や熱帯植物が所せましと植えられています。12〜5月までの間は、温泉で温まる愛らしいサルの姿も見られるのですよ。
函館や道南の観光の拠点に利用してみてはいかがでしょうか?
(まとめ・文:吉川、編集:hotspring727)
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函館湯の川温泉 海と灯/ヒューイットリゾート
http://hewitt-resort.com/hakodate-yunokawa/
所在地
北海道函館市湯川町3丁目9番20号
GoogleMAP
TEL:0138-75-5390
●温泉日帰り利用
立ち寄り湯:9:00~11:00、14:00~18:00
入浴料:1100円
●貸切露天風呂について
貸切露天風呂「月の湯」、「星の湯」
各部屋1100円/1時間
●宿泊について
宿泊料金例)
2名1室の1名あたり
15000円~30000円(税サ込・消費税込・入湯税別)
宿泊者の温泉入浴時間
5:00~11:00 14:00~25:00
標準チェックイン/アウト
15:00/11:00