北海道最大級の滞在型スノーリゾート「星野リゾート トマム」に、今年も2022年3月14日までの冬季限定の氷の街「アイスヴィレッジ」がオープン。3.2ヘクタールもの敷地に8棟の氷でできたドームが立ち並ぶ光景は圧巻です。最低気温がマイナス30度にも達するトマムだから実現できる、幻想的な世界を体験してみませんか？
写真：冬季限定の氷の街「アイスヴィレッジ」
北海道の中央に位置する「星野リゾート トマム」。約1,000ヘクタールの広大な自然に囲まれた、北海道最大級の滞在型リゾートです。東京ドームで例えると約213個分に相当するとか。想像つかないですね！
新千歳空港からJRで約90分で行ける大自然広がるリゾートでは、夏は『雲海テラス』、冬は『アイスヴィレッジ』など四季折々の北海道を体感できます。
写真：広大な「星野リゾート トマム」
毎年、冬だけに現れるアイスヴィレッジは、冬のトマムの風物詩です。3.2ヘクタールの敷地に、「氷のスイーツショップ」や「氷のアトリエ」など、氷でできた8棟のドームが立ち並びます。
写真：氷のホテルのベッド
「氷の教会」と「氷のホテル」は、氷の街の一番奥にあり、天井や壁のすべてが氷で造られています。
写真：氷のホテルの客室。イスやテーブル、ベッドがあります
宿泊者は、氷のホテルに併設した「氷の露天風呂」に入ることができます。
写真：氷の露天風呂
お湯は占冠村の湯の沢温泉からくみ上げた温泉を入れているので、寒さで冷えた体をじんわりと芯から温め、心地よい眠りへと誘います。
氷のホテルは、一日一組限定の宿泊体験ができます。天井も壁もすべてが氷でできており、氷で囲まれた露天風呂など氷の世界を存分の楽しめるのが特徴です。
今年は新たに、白樺の森を一望できる氷に囲まれた特等席で、冬の星空を眺めながら味わう氷のディナーが楽しめます。
写真：凍った野菜を温かいバーニャカウダソースに付けていただきます
氷点下約2～10度の間で空気中の水分や霧が木々に付着するという現象の霧氷が鑑賞できます。
写真：青空に映える霧氷
霧氷テラスは1,088メートルに位置しています。ゴンドラに乗車すると約13分で到着します。2017年からは期間限定で霧氷ライトアップも行われているので、光に照らされて浮かび上がる白い霧氷の木々が、日中とは違った幻想的な景色を見せてくれます。この光景をスキーをしない人にも気軽に見てもらいたいとできたテラスなんです。
写真：ゴンドラから見る景色も圧巻です
展望デッキに併設されている「雲Cafe」では、霧氷をイメージした新メニュー「霧氷チョコレート」が楽しめます。
写真：小枝型で、ココナッツとアラジンをあしらって霧氷のきらめきを表現しています
中には、トマムリゾートのファームエリアで飼育している牛から搾った濃厚な牛乳を使用したミルクジャムを使用。チョコレートとの相性は抜群です。
期間限定で、展望デッキとバーカウンターをイメージした展望スポット「Cloud Bar（クラウドバー）」周辺の木々をライトアップします。
写真：いつまでも見ていたくなる夜の幻想的な霧氷テラス
霧氷テラスに続く山の斜面に、地上3メートル、全長13メートルのバーカウンターで、イスに付いているはしごを登り、そこに座ると、まるで足元に広がった霧氷の上に浮かんでいるような体験ができる特等席です。
氷でできたトッピングサーバーやベルトコンベアをイメージした氷の造形物がある「氷のスイーツショップ」では、オリジナルスイーツづくりが楽しめます。また、「氷のアトリエ」では、雪の結晶をキーホルダーにする体験や氷のオリジナルグラスづくりなどの体験もできます。
写真：ファミリーゲレンデ
スキーエリアも豊富にあり、スキー初心者も上級者も、スキーをしない人も心から楽しめる「星野リゾート トマム」で、ゆったりと冬の北海道を満喫してみてはいかがですか。
（まとめ・文：吉川、編集：hotspring727）
