スケートリンクというと、四角くて壁に囲まれていて、みんなが一定の方向に滑っている、というのが一般的です。しかし、自然に囲まれた長野県の軽井沢星野エリアには、自然の中の池を利用した森の中のスケートリンクがオープンしています。もちろん厳冬期には天然氷の上を滑ることができるんですよ!
写真:広大な自然に包まれて滑るスケートは爽快感抜群
星野リゾートが運営する「軽井沢星野エリア」。ここに冬季限定の天然氷スケート場「ケラ池スケートリンク」があります。
このスケート場、「森を感じるスケートリンク」がコンセプト。周囲を美しい森に囲まれ、遠くには浅間山を眺めることもできます。フェンスもなく、リンクは曲線が多いひょうたんの形になっています。
周囲には小鳥をはじめとするたくさんの野生動物が生息し、その周りの自然を感じながらゆったりとスケートを楽しむことができるのです。
天然氷エリアは厳冬期の12月下旬頃から2月中旬に滑走できる
ケラ池スケートリンクでは、まず11月中旬から冷却装置を使ったエリアがオープンしています。
そしていよいよ寒さが増した厳冬期、12月下旬頃から、天然氷エリアでも滑走できるようになります!
オープン状況や滑走可能エリアについてはホームページに掲載されていますので、そちらで確認してくださいね。
天然氷は透明度が高く、ツルツルでよく滑るそうです。天然の氷の上を滑るなんて、街ではできない体験、まさに標高1000mの高原、軽井沢ならではの冬の楽しみ。
写真:子どもたちも楽しく滑走
昭和30年代にはスケートブームもあり、天然氷のリンクももっとあったそうですが、今では減ってしまったそうです。ケラ池スケートリンクでは今でも軽井沢らしい冬の楽しみが体験できるのが嬉しいですね。
なお、スケートしていると体は温まるので、ふだんの街での冬の服装でも大丈夫です。ウールやダウンのコート、マフラーがあるといいですね。手袋とニット帽は安全のためにも着用必須です。(ケラ池スケートリンクでは、ニット帽は500円、手袋は300円で販売しているので忘れても大丈夫ですね)
おしゃれなリンクサイドのカフェも。氷の上のベンチでホットドリンクを。
普通のスケートリンクでは滑る方向が決められ、一定の方向にグルグルと回るところが多いと思いますが、このリンクでは自由にゆったりとお散歩気分でスケートを楽しむのがコツ。
スケートに自信がない場合も、貸し出し無料の木製のソリ付き椅子につかまりながら滑ることができますよ。
写真:リンクサイドで、ホッと一息
スケートリンクの受付でもある建物には「イカルカフェ」があります。リンクから自由に出入りすることができ、ホットドリンクのテイクアウトもOK。
氷上にはベンチも用意されていて、疲れたらここであたたかい飲み物を飲みながら休憩するのもおすすめ。リンクサイドの薪ストーブであたたまりながらほっこりする時間もいいですね。
写真:薪ストーブの火とホットドリンクに心癒される時
スケートのあとには温泉も!
写真:スケートを楽しんだ後は、雪景色を楽しみながらの湯浴み
軽井沢星野エリアは古くからの温泉地。エリア内の「星野温泉 トンボの湯」では、大きな窓が開放的な内風呂や露天風呂でゆっくりあたたまることができます。
宿泊者だけでなく、日帰りでも利用できるので、ぜひ気軽に立ち寄ってみてくださいね。この冬は、温泉・ボディケア・スキンケア用アメニティ・ランチ・湯上りドリンクがセットになったお得な「おひとり日帰り湯治プラン」を3月19日まで開催。ひとりで気ままにのんびりと温泉が楽しめますよ。
写真:秋はりんご湯、冬至はゆず湯、冬は橙と季節湯も人気
(まとめ・文:mashiro、記事更新:hotspring727 2021年12月)
楽天トラベルで人気温泉宿ランキングをみる♪
楽天トラベルで温泉宿を予約する♪