四季彩の丘
https://www.shikisainooka.jp/所在地:北海道上川郡美瑛町新星第三 GoogleMAP
TEL:0166-95-2758
入場料:高校生以上500円・障がい者400円/小・中学生300円・障がい者200円
パッチワークの丘で知られる美瑛町に夏の期間、さまざまなお花が見頃を迎える絶景スポットがあります。「四季彩の丘」は広大な敷地に広がる展望花畑です。
なだらかな丘陵地帯に広がる花畑では、大雪山の雄大な景観をバックに4月下旬から10月下旬まで時期ごとに異なる約30種類のお花が次々に咲き始めます。
車で約20分のところにある「びえい白金温泉」も合わせて楽しめる、リピーターが多い人気スポットです。
大雪山十勝岳連峰の裾野に位置する美瑛町の「四季彩の丘」は、広さ15ヘクタールの敷地に広がる展望花畑です。
JR美瑛駅からは車で約12分。なだらかな丘にパッチワークのように広がる畑は美瑛の特徴的な景観ですよね。「四季彩の丘」では、グリーンシーズンにはパッチワークの丘をバックに色とりどりの花が次々に見頃を迎えます。
4月下旬から10月下旬にかけて多種多様な花が咲き始めるので、夏の期間はいつでも楽しめますよ。シーズン中に花が途絶えることがないように随時植替えをされているそうです。
北海道のお花のスポットと言えば7月のラベンダーが有名ですが、夏休みやお盆休みの時期にはもうラベンダーの季節は終了してしまっていますよね。
四季彩の丘では、ラベンダーだけではなく、8月にもひまわりやダリア、サルビア、マリーゴールド、ケイトウなどが咲き誇ります。花の種類が多いのでとてもカラフル。
お花畑と背後に広がるパッチワークの丘やその向こうの大雪山の山々とのコントラストも美しく、見る角度を変えると違うお花畑が見えるので、どこを切り取ってもベストショットが撮れそうな景観に圧倒されるほど!
8月下旬ごろからは早くも秋の気配が感じられるようになり、コスモスや秋咲きのパンジーなどが咲き始めます。
お花のシーズンが終わるとお花畑はすべてロータリーにかけ、次の春にまた新たに苗植えから始まるそうです。
敷地が広いため、全体を歩いて見て回るのはかなり大変。乗り物に乗って回るのもおすすめですよ。
約15分かけて園内を一周するトラクターバスです。お花畑と大雪山とのコントラストを楽しみながらのんびり回れます。(高校生以上500円、小中学生300円)
自分で運転できるバギーはお花畑ではなく、約1kmの専用のコースを一周回ります。北海道らしい白樺林を走って気分爽快!(1人乗り600円、2人乗り900円)
自分で運転してお花畑を含む敷地内を自由にドライブできる乗り物です。15分間貸切で4人乗り1台2200円。運転するには普通運転免許が必要です。
園内にはレストランや売店もあり、散策の合間に軽食やスイーツを食べて休憩することもできますよ。
やはり外せないのは、売店で販売されているソフトクリーム(350円)。ミルク、ラベンダー、メロンなどの味がありますが、美瑛産の牛乳を使っているのでとても自然な甘さ。ソフトクリームを食べると北海道にいるのを実感してしまいますよね!
また、オリジナルグッズや農産物などを販売しているお土産コーナーの人気商品は、鹿肉のペットフードだそうです。
そして建物の2階にあるレストラン、フロックスホールでは、スープカレーやジンギスカン、ラーメンなどの北海道らしいメニューがずらり。いももちというじゃがいものお菓子も人気です。
食事をしながらお花畑をの景観を楽しむぜいたくなランチができますよ。
大雪山系の南側に位置する十勝岳連峰の山麓には「びえい白金温泉」(美瑛町白金)があります。
「四季彩の丘」からは車で約20分。白金温泉に向かう道道966号線沿いには約4kmにわたって続く「白樺街道」という名所があり、白樺並木の向こうに美瑛岳がそびえる景色の中でドライブを楽しめますよ。
「びえい白金温泉」の泉質はよく温まる塩化物泉。源泉かけ流しの温泉は複数のホテルで宿泊、日帰り入浴どちらも利用可能です。質の良い温泉で、リピーター客や地元の人もよく利用されているのだとか。実際に私も美瑛の他の場所に宿泊しましたが、この温泉をオススメされたほどです。
「四季彩の丘」の観光の後にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
(まとめ・文:mashiro、編集:hotspring727)