【紅葉露天】「伝承千年の宿 佐勘」がある秋保温泉。宮城県仙台市にある秋保の湯の歴史は古く、およそ1500年前第29代欽明天皇の病を癒し「御湯」の称号を賜ったのが始まり。
写真:秋保温泉の湯守として伊達家とゆかりが深い宿
佐勘の当主は代々その湯守を務め、江戸時代初頭には伊達政宗の湯浴み御殿として栄えたゆかりの宿だ。館内には貴重な資料や伊達家ゆかりの品々も展示され、歴史を偲ぶ事ができる。
写真:紅葉が訪れる客を出迎えてくれる
紅葉が一番見応えがあるのは、名取川を目の前に臨む露天風呂『河原の湯』だが、こちらは宿泊者専用。日帰りで利用できるのは、一階・地下一階で男女に分かれる大浴場になるが、そこからからもその紅葉の一部を愉しむ事ができる。
写真:『河原の湯』の湯の紅葉。宿泊者専用露天
日帰り温泉は昼食と個室休憩がセットなったものが基本で、いわゆる入浴だけの立ち寄り湯はないので注意。
泉質は弱アルカリ性のナトリウム塩化物泉で肌に優しく、体を保温するので、病後の回復や女性の冷えからくる病気など幅広い健康改善が期待できそうだ。紅葉を眺めながら何度もゆっくり堪能したい。
写真:湯船につかると名取川がすぐそばに見える
なお、2019年6月からは「佐勘ビューティ」と称して、女性向けのサービスがより充実するようになった。
たとえば、大浴場のシャワーの一部が、ナノバブルシャワー(油性ペンも落ちる、とテレビで紹介されているあれです)になっていたり、サロン仕様のドライヤーが設置されていたりなど。美容ローラーやスチームなどの貸し出しもある。
さらに、脱衣所にはタニタの体組成計も置いてある(宿泊者専用)。家庭用とは違い、スタッフに教えてもらいながら使う。筋肉量などのデータもでるので、健康やダイエットに興味がある人はぜひ使ってみたいところだ。
宿泊の夕食では、この地方に伝わる秋の収穫を祝って作る事から始まった『佐勘特製芋煮汁』が秋の味覚として人気を博している。
写真:秋保温泉のまわりは紅葉スポットも多いので紅葉巡りもいい
(情報確認:2020年9月 hotspring727、編集:Vermiliおん)
写真:紅葉ライトアップはないが宿を照らす明かりに紅葉も一緒に照らされて夜目にあでやか
源泉かけ流しの紅葉露天風呂・東北
源泉かけ流しの紅葉露天風呂TOP
紅葉 について
見頃:例年10月下旬~11月上旬
露天の紅葉ライトアップ:なし
(中庭のみ 20:30~7分間のショーライトアップあり)
見頃チェックSNSまたはブログ:なし
近くのおすすめ紅葉スポットなど
・磊々渓
・秋保大滝
・二口渓谷
・磐司岩
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写真は館内にある「ワインバー -くら倉-」にて。
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