北海道遠軽町にある人気の温泉リゾート、マウレ山荘に2019年9月、新しく日帰り温泉施設がオープンしました。源泉かけ流しの温泉に、セルフサービスで薪を燃やして、水をかけて利用するフィンランド式サウナが体験できるという、まだ出来立ての日帰り温泉施設「ポッケの湯」を紹介します。
北海道の森の中に佇む癒しのスパリゾート
写真:三角屋根と白い外観がおしゃれなマウレ山荘
オホーツクの遠軽町にあるマウレ山荘は、丸瀬布温泉を楽しめるリゾートホテルです。札幌からは約3時間の場所にあり、周囲は静かな森に囲まれています。
マウレはハマナスを意味するアイヌ語。丸瀬布温泉は、アイヌの人々にも知られたと言われる、とても古い温泉だそうです。四季折々の景観も楽しめる観光地で、現在マウレ山荘を含めて3軒の温泉施設があります。
マウレ山荘の外観はスコットランド風の白い建物で、ロビーには大きな暖炉があったり、季節の花を楽しめるイングリッシュガーデンがあったりとヨーロッパのようなお洒落な雰囲気が楽しめるところも人気で、リピーターも多いようです。
そしてやはり口コミでも好評なのが100%天然温泉です。
泉質は、ぬるぬるするような美肌の湯。温度もとても快適で、お肌がツルツルになるのを実感できた!との声も。
建物が2018年7月にリニューアルされて以降、日帰り入浴はできなくなっていたのですが、今年2019年9月、敷地内に新しく日帰り温泉施設がオープンしました。
人気のお湯を日帰りで楽しめるポッケの湯
写真:マウレ山荘の敷地内にオープンしたポッケの湯
9月14日にホテルの庭園の向かい側にオープンした日帰り温泉施設、ポッケの湯。
「ポッケの湯」というネーミングが可愛いですよね。「ポッケ」とはアイヌ語で「温かい」という意味があるそうです。
写真:マウレ山荘の温泉と同じお湯を日帰りで楽しめる
露天風呂、内湯、フィンランドサウナの設備があります。
木の芳香が心地よい青森ヒバを使った露天風呂では、源泉掛け流しのお湯を堪能できます。源泉は42.4度のアルカリ性単純泉。神経痛などに効くと言われています。森林浴しながらの露天風呂、ゆったり温まってリラックスできそうです。
写真:フィンランド式サウナは北海道でも珍しい施設
そしてフィンランド式薪サウナは、薪を燃やした熱で温められた石に水をかけ、発生した蒸気を浴びるタイプのもの。
今では、本場フィンランドでも珍しい伝統的な手法のサウナだそうです。セルフサービスで薪を燃やして、水をかけて利用できるので、本格的なサウナを体験できそうですね。
蒸気に包まれると体感温度が急上昇し、あっという間に汗が噴き出してきます。心地よさそうなサウナですね。オープン後の利用者からは、とてもやわらかい空気で癒されたとの感想もあるので、普通のサウナが苦手、という人でも気軽に楽しめそうですね!
ポッケの湯では、レンタルタオルセットが利用できるので、手ぶらで温泉を楽しめます。マウレ山荘のレストランや売店も利用することができます。
写真:ポッケの湯 内湯
日帰り入浴とランチのセットがおすすめ
写真:名物のお蕎麦をランチセットで
口コミでもお料理が好評のマウレ山荘。
オススメは日帰り温泉入浴と、マウレ山荘のレストランでのランチがセットになったお得な入浴ランチセット(1,500円)。
ランチは6種類のメニューから選ぶことができます。
ランチメニューのオススメは、マウレ山荘名物の手打ち蕎麦!
盛り蕎麦や、大きななめこが入った暖かい蕎麦などもありますよ。幌加内産 北わせ蕎麦粉を使用した、こだわりの一品を堪能してみてください。
マウレ山荘はJR丸瀬布駅から車で約15分、JR遠軽駅からは約40分です。
森に囲まれた美肌の湯とランチでゆったりくつろいでくださいね。
※なお、2019年11月11日(月)~11月15日(金)11:30は、メンテナンスのため、マウレ山荘本館とポッケの湯共に全館休業となっていますのでご注意ください。
(まとめ・文:mashiro)