「九州の紅葉露天風呂特集」でも紹介した、旅館 藤もと。
熊本県黒川温泉の近くの里山の中にある一軒宿で、清流の中にあるような露天風呂「川湯」で有名な旅館ですが、この2017年2月に客室を一部リニューアルしました。
和室4室が、禁煙のベッドルームとして変身。
できたてホヤホヤの新しいお部屋を見学させていただきました。
寝室スペースは格子で区切られた小上がりになっています。そこにローベッドが置かれています。ローベッドはセミダブルの広さで、和室に布団よりずっと広々寝られます。
もともと10畳の和室だったお部屋ですが、畳自体が大きかったこと、さらに入り口と和室の間までの板間、さらに縁側スペースがかなり広かったので、リニューアルを施した後もかなり広々と感じます。
このリニューアルで、布団敷きにスタッフが部屋に入ることがなくなったので、チェックインしてからアウトするまで、気兼ねなくゆっくりすることができます。
(3名以上の場合は、布団敷きはお客様自身で行う)
到着後や湯上りに布団で横になれるのもありがたいですよね。
このお部屋、天井板もはずしてしまったとのことで、天井が高いというのも開放感を感じる要因の1つかも。横になると、太くて立派な梁などが、里山にある宿の風情を感じさせてくれます。
窓の障子は縦ストライプ状ですっきりオシャレ。
リニューアルしたお部屋には、照明がいっぱいついています!
ご主人の藤本さんも「これはどれだったかいな」と少し迷うほど。もちろん調光スイッチ付。
直接照明ではなく、間接照明メインなので、見た目もスタイリッシュなうえに、目にも優しいのです。
ベッドまわりの光もご覧の通り。
天井側を照らして柔らかい「寛ぎの暗さ」にしてもいいし、枕の上の棚を照らして本を読むのもいい。そうそう、ここも枕の上にちょっと物を置けるようになっている気の利いたつくりになっています。
以前は暗めだった洗面スペースも、顔がきれいに映る照明が施されています。
また洗面スペースは洗面台になり、椅子もついているので、座ってゆっくり歯磨きや顔のお手入れができるようになったのも嬉しいところですね。
客室の一角には、掘り込みのデスク的なスペースがあります。
「落ち着いて本を読む」ためのスペースとのことですが、Wifiも使えるので、ノートパソコンを持ち歩いているノマドの人なら仕事スペースとしても使えそう。
これから藤もとでは、川湯のまわりの原生林をはじめ、新緑が萌える一番美しい季節を迎えます。
木の香りが残る新しいお部屋に泊まって、川湯と絶品料理を楽しむのはとっても幸せなことでしょう!
館内にあるバーの窓から望む里山の風景
http://fuji-moto.com
熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6069-1
TEL:0967-44-0057
リニューアルルーム宿泊料金例)
1泊2食付きの2名1室の1名あたり
HP限定スタンダードプラン 20600円~
標準チェックイン/アウト
15:00/10:00