リソサムニューム礁見学ツアー
http://harajoumasago.jp所在地:
長崎県島原市南有馬町丁133(原城温泉 真砂)
問合せ:
原城温泉 真砂
TEL:0957-85-3155
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旧暦の3月〜8月の間、大潮の最干潮時の前後のみ、長崎県の南島原・原城跡沖合約300mの場所に、リソサムニューム礁という不思議な島が現れます。
サンゴ礁なら聞いたことがあるけれど、リソサムニュームって?と思った方。それもそのはず。このリソサムニューム礁、世界的にもかなり珍しいもので、インド洋、イギリス海岸とこの南島原の3ヶ所でしか見られないかなりレアな景色なんです。
写真:インド洋、イギリス海岸と南島原の3ヶ所しかないリソサムニューム礁(撮影:村田勝彰)
リソサムニュームとは、金平糖のような塊をつくるとても珍しい植物(石灰藻)で、無数の石灰藻が群生した場所がリソサムニューム礁となります。もともとは薄紅色の藻なのですが、石灰質を含んでいるため遺骸となったり空気に触れることで美しい白色に変わっていきます。
その見た目から、この島は地元の人々に「白州」や「白州の真砂」と呼ばれ親しまれているそうです。
写真:金平糖のようなリソサムニューム(赤紫色っぽいやつがそれです)
長さ1kmほどのこの島、普段は海中に沈んでいて見ることができない幻の島なのですが、最干潮のときだけその一部が浅瀬となって現れ、船で上陸することができるようになります。
毎年見頃の時期には白洲の見学ができるるので、一生に一度でいいから、上陸して海の真ん中を渡っているかのような気分を味わってみたいですよね!
写真:リソサムニューム礁から見える原城。天草四郎が渡ったという言い伝えもある(撮影:村田勝彰)
現在定期的なツアーではありませんが、こちらの時刻表の日程で運行可能とのこと。必ず事前に予約が必要です。
4月、5月は終了してしまいましたが、まだ8月の初めまでチャンスがありそうです。興味のある方は「原城温泉 真砂」または「原城遊漁船組合」に問い合わせてみてくださいね。
料金は大人1人当たり3,000円、原城跡近くの浦田漁港から遊漁船で約15分で到着し、30分〜1時間ほどの散策を楽しむことができます。
金平糖のような薄紅色の石灰藻の上を歩くと、砂とも小石とも違うジャリジャリとした独特の感覚が楽しめるのだそう。
(撮影:村田勝彰)
現地ではライフジャケットが準備されていますが、長靴やマリンシューズなど濡れても良い靴、お子様は磯遊びの道具や濡れた場合の着替えなどを準備していくと安心です。
世界ジオパークに日本で初めて認定された島原半島には、この他にも地球の鼓動を感じられるスポットがたくさんあります。世界的にめずらしい白州での冒険やイルカウォッチングなど、雄大な自然を満喫したあとは、天然温泉で心と体の疲れを癒すのもおすすめです。
(まとめ・文:hotspring727 情報更新:2023年5月)