福島は全国でも有数のフルーツ王国。りんご、桃、梨、ぶどうなど四季を通して様々なフルーツが生産されています。JR東日本では、そんなフルーツ王国・福島の旬な県内産の果物を使用したオリジナルスイーツやドリンクを味わうことができる列車「フルーティアふくしま」の郡山〜喜多方間の運行が2023年4月1日から土日祝日を中心に開始しています。
この「フルーティアふくしま」は、車両老朽化のため、2023年12月で運行終了となることが発表されています。今年が最後のチャンスですよ!
写真:のどかな車窓を楽しみながら味わうスイーツは格別!(画像提供:JR東日本仙台支社)※写真は以前運行時
「フルーティアふくしま」のコンセプトは「走るカフェ」
ロゴやモダンな色使い、ソファなどシンプルながら女性好みのテイストで溢れていてまるでホテルのラウンジのような雰囲気です。座席はボックス席になっている4名掛けシート、2名掛けシートの他に1名掛けシートの用意もあるのはひとり旅にも嬉しい配慮ですね。運転は「郡山~喜多方」間で1往復運転となります。
写真:「フルーティアふくしま」のカウンター(左)とシート(右)。お洒落でかつ落ち着く雰囲気
「フルーティアふくしま」の料金はスイーツセット付き♪
「フルーティアふくしま」の料金には、あらかじめスイーツセットが含まれています。スイーツセットは福島県産フルーツなどを使用したオリジナルスイーツ、福島県産品を使用したフルーツジュース1本、ホットコーヒー・ホットティー、アイスコーヒー・アイスティーという構成。
しかも、コーヒーと紅茶はおかわり自由となっています(ホットコーヒー・ホットティーは無くなり次第終了)。
4月のフルーティアふくしま1号(郡山→喜多方)で提供されるのは、「fruits peaks」の「福島県産さちのかとマスカルポーネムースのタルト」と「福島県産さちのかとチョコクリームのタルト」。
フルーティアふくしま2号(喜多方→郡山)では、「Cocco tree」の「国産いちごのパンケーキパフェ」と「国産いちごのジュレぷりん」が提供されています。5月以降はどんなスイーツが提供されるのかも楽しみですね!
写真:旬の福島産フルーツいっぱいのスイーツを堪能 fruits peaks(画像提供:JR東日本仙台支社)※写真は以前運行時
フルーティアふくしまは、JR東日本びゅうツーリズム&セールスの「のってたのしい列車予約サイト」にて、乗車券にスイーツセットが付いた旅行商品として販売されています。
詳細は公式ホームページで確認してみてくださいね。
東山温泉など福島の有名温泉地へのアクセスにも便利
郡山を出発すると、猪苗代、会津若松、喜多方駅に停車するので、福島の有名温泉地へのアクセスにとても便利なのは、おんせんニュースをご覧いただいている温泉好きにはありがたいですね。
例えば、約1300年前に名僧行基によって発見されたと伝えられる東山温泉は、会津若松駅から車でわずか10分の距離にあります。会津若松駅前からバスに乗っても、最寄りの東山温泉駅バス停まで40分弱です。
風情ある温泉街と豊かな自然を楽しめる東山温泉は、新撰組副長・土方歳三のゆかりの地でもあります。サラサラの硫酸塩泉にゆっくり浸かって、心の芯まで温まってください。
美味しいスイーツを食べながら温泉地を目指す…なんて至福の時間!スイーツ&温泉&電車旅好きには堪らないパッケージです!
写真:写真:走るカフェ・フルーティアふくしま
福島県産の旬のフルーツ&スイーツを列車に揺られながら贅沢に頬張っちゃいましょう♪
(まとめ・文:ゆきさね 情報更新:hotspring727 2023年4月)
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