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【宮城】鳴子温泉にこけしが集合、気が付いたら自分もこけしになっていた……?リリカルなこけし達に占拠された温泉街の非日常!第63回全国こけし祭り9/1~9/3

みなさんのお家に「こけし」はありますか?

数年前には「こけ女(こけし女子)」と呼ばれるこけしを愛でる女性がテレビでピックアップされ、注目を浴びていたのを覚えている方も多いかもしれませんね。宮城県・鳴子温泉郷では、「第63回全国こけし祭り」が開催されますよ。一体どんなイベントなんでしょうか?

宮城県鳴子温泉 第63回全国こけし祭り

写真:こけしの実演販売がずらりと並び、作っているところを見ながらこけしを選べる

そもそも「こけし」って何に使うもの?おさらいしましょう。

こけしは、東北各地の温泉で江戸時代末期ころから作られていたもので、木製品を作った余り木を材料にした子供の玩具でした。これが温泉を訪れた湯治客の土産物に最適だったそうです。

当初は様々な呼び名がありましたが、1940(昭和15)年に鳴子温泉で「全国こけし大会」が開催され、「こけし」が統一名称として決定しました。「こけし」の呼び名の発祥はこの鳴子温泉だったんですね!

また、定期的にブームが起こっており「こけ女」は第3次ブームなんです。第1次は文学関係者やインテリ層が、第2次はサラリーマンが、そして第3次は若い女性がブームの中心となっているなんて、面白いですね。




こけしには種類があり、東北6県で11系統ものこけしがある!

伝統こけし三大発祥の地は、福島県・土湯温泉の「土湯系」、宮城県・遠刈田温泉の「遠刈田系」、そして鳴子温泉の「鳴子系」があります。私はどれも同じだと思っていました。それぞれ表情や図柄に特徴やルールがあるんですよ。きっと好きな人は見ただけで系統を当てられるんでしょうね。

宮城県鳴子温泉 第63回全国こけし祭り

写真:よくみると1つ1つ表情が違う。これは地元の「鳴子こけし」

さて、全国こけし祭りは今年で63回目となる伝統あるお祭りです。

鳴子温泉の温泉神社で行われる「こけし供養祭」や「こけし奉納式」などの神事も執り行われます。メインとなるのは、鳴子小学校で行われる「こけしの実演展示即売」。祭りに招待された伝統こけし工人は実際に絵付けをしている様子を見ることができ、もちろん購入することができます。また第63回こけし祭りコンクールの入賞作品も展示されています。

宮城県鳴子温泉 第63回全国こけし祭り

写真:大小そして形状もバラエティ豊かなこけしが並ぶ

当日は朝から行列ができ、開場すると皆さん狙ったこけしに向かって一目散。熱気に包まれるんですよ。こけしは手作り。それぞれ表情も違うので、吟味する目も真剣そのものです。工人の職人技をじっくりと見たい場合は、午後からの訪問がオススメです。

夜に開催されるのが「フェスティバルパレード」。巨大な「張りぼてこけし」が温泉街を練り歩きます。こけしから手が生えている姿は少しシュール。なんとも不思議な雰囲気を醸し出しています。

宮城県鳴子温泉 第63回全国こけし祭り

写真:巨大こけしによるシュールなこけしパレード!

こちらの「張りぼてこけし」に入ってパレードに参加している人は一般募集されました(現在は募集終了しています)。「こけしになりたい!」という方は来年ぜひ応募を!

宮城県鳴子温泉 第63回全国こけし祭り

写真:はりぼてこけしで再現されたいろいろな体形のこけし

こけし祭り会場の外では、ご当地グルメなどを楽しめる露店が出もあり、お祭りの雰囲気が高まりますよ。また「第27回鳴子漆器展」も同時開催されます。鳴子の伝統工芸品を一度に楽しめる良い機会ですね。

鳴子温泉がこけし一色で染まる「第63回全国こけし祭り」に足を運んで、ぜひお気に入りの子を見つけてくださいね。
(まとめ・文:ゆきさね)

宮城県鳴子温泉 第63回全国こけし祭り

写真:ステージよりはりぼてこけしに思わず目が行く

第63回全国こけし祭り

http://kokeshimatsuri.com/
開催期間:2017年9月1日(金)〜9月3日(日)
 ※9月1日はこけし供養祭のみ
開催場所:鳴子小学校、鳴子温泉街 GoogleMAP

問合せ:
鳴子温泉郷観光協会
TEL:0229-82-2102

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