山梨県北杜市の道の駅白州に、天然氷の蔵元八義（やつよし）直営の「天然氷のかき氷」を食べられるお店が、今年も期間限定でオープンしています。地元の桃やイチゴなど生フルーツそのものをつぶして作るシロップやマスカルポーネ入りの練乳など「わざわざここまで旅してでも食べたいかき氷」を紹介しましょう！
蒸し暑い日が続くと、気分を楽しく涼しく変えてくれるひんやりスイーツが食べたくなってきますよね。数ある冷たいスイーツの中でも、近年専門店などがオープンし注目を浴びているのが、そう、かき氷です。
老舗のかき氷店、SNS映えする進化系のかき氷屋など、様々な特徴あるお店がありますが、ここは水に恵まれた八ヶ岳エリア・山梨県北杜市にある「蔵元八義」さん直営の「天然氷のかき氷」のお店です。
写真：道の駅はくしゅう、スーパーエブリ前の駐車場に今年もオープン！
八ヶ岳の天然氷で作るとかき氷はまったく違う食感に
天然氷とは、冬に自然の寒さだけでじっくりと時間をかけて作った氷のこと。不純物を含まない純度の高い氷は、気泡がなく透明で、削ると普段口にしている冷凍庫で凍らせた氷とは違い、驚きのふわふわ食感になるのだそう。
写真：粉状にした氷を撒き、天然氷の表面を掃除する
写真：氷室の中で杉のおがくずで囲い保管している
手作り、生フルーツの潰したて！無添加のフレッシュシロップ！
また、こちらのかき氷、氷が美味しいのはもちろんのこと、シロップにも美味しさの秘密が。生フルーツをフレッシュさや潰したてにこだわって使用しているそうで、果肉を感じる自然の甘さがたまらないんです。
写真：シロップたっぷり果肉ゴロゴロのかき氷（左）キウイ（右）ブルーベリー
写真：手作りシロップが惜しみなくかけられたかき氷は絶品！（左）メロン（右）あんず
さらに、こちらのお店は3種類ある練乳もすべて手作り。
①基本の練乳・八ヶ岳野辺山高原のシュッポッポ牛乳を3時間炊いて作るオリジナル
②ヨーグルト練乳・基本の練乳に八ヶ岳ヨーグルトをプラス
③マスカルポーネ練乳・基本の練乳に、北海道タカナシのマスカルポーネチーズを加えた贅沢な練乳
3つの練乳から好きなものを選べるうえに、無料でトッピングできるなんて、なんだか得した気分になりますよね。練乳のほかに、プラス100円でトッピングできる「フロマージュソース」もあるので、ふわふわ氷にふわふわフロマージュソースの贅沢なコラボも試してみたいですね。
定番＆オリジナルおすすめかき氷は？
●生いちごのかき氷
信州川上村の天空の夏苺「サマープリンセス」を使ったいちごはやっぱり人気の定番メニュー。生のいちごを100％使用し、潰したてをシロップにしているのだそう。
写真：生いちごのかき氷に基本の煉乳をあわせたいちごみるく
●丸ごと桃のかき氷
山梨と言えばやっぱりこの季節は桃ですよね。なんと注文が入ってから皮をむき、半分はそのまま潰してシロップに、半分は果肉として、桃が丸ごと1個、贅沢にかき氷に入っています。
写真：シロップだけでなくカットされた桃がのせられた贅沢なかき氷
このほかにも、抹茶あずきやほうじ茶といった和のメニュー、マスカルポーネ練乳と相性ぴったりという驚きのアボカドかき氷など、バラエティー豊富なメニューが揃っています。お盆が過ぎたら、山梨らしい巨峰などもオススメだそうで、夏の間に何度も通いたくなってしまいますよね。
写真：フレッシュフルーツたっぷりなのにリーズナブル。オススメの煉乳を組み合わせたメニューがあるのもうれしい
写真：（左）信玄餅（右）ティラミス この他にも紹介しきれないほど豊富なオリジナルメニューがたくさん！
梅雨明けまでは土・日・祝のみの営業で、夏休みが始まる7月中旬ごろからは毎日営業の予定。朝は11時頃オープンで、シロップが無くなり次第終了とのこと。
だいたい17～18時頃まで営業しているそうですが、夕方以降は一部売り切れのメニューも出てくるので、お目当のメニューがある場合は早めの訪問がおすすめですよ。
7月ごろからは北杜市の津金地区にある「津金三代校舎ふれあいの里 昭和館 おいしい学校」でも直営店をやる予定だそうです！
（取材・文：hotspring727 情報更新：2020年7月 hotspring727）
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