黒川温泉で有名な熊本県南小国町では、ゴールデンウィークから夏までの期間限定で、恒例の湧水を使ったそうめん流しが始まります。薬味も栽培していて、ニラで食べるのが面白いと好評です。そんな立岩水源公園の「ソーメン流しハウス」を紹介しましょう!
写真:清流に心洗われる立岩水源公園
黒川温泉郷より約10㎞。山道を進むと立岩地区があります。山々に囲まれた中を清流がながれる静かな集落で、地区の奥に「立岩水源公園」があります。
この「立岩水源公園」の水は、「熊本県平成の名水百選」に認定されていて、超軟水。お米を炊いたり、コーヒーを淹れるのに利用すると美味しくいただけると評判で、休日には水汲み場が人々で賑わうそうです。
この立岩に、8月まで楽しめる期間限定「ソーメン流しハウス」がオープンしているのです。
場所は立岩水源公園から少し坂を下ったビニールハウス内。ハウスの中には竹を利用したオーソドックスな流しそうめんと、テーブルでいただくグルグル回る卓上そうめん流し機。
写真:竹の中にはきれいな水とそうめんが流れる
でも、そのそうめん流しの中は、冷た~い名水!名水の中を流れるそうめんです。それだけでも美味しさアップ。
さらに、地元の方が作ったコロッケや山菜の天ぷら、立岩の水で淹れたコーヒーもセットで1000円という料金は魅力的です!
メニューはそうめんセットで足りない場合は、そうめん単品500円を追加できますよ♪
そうめんが流れる竹割は集落のお父さんたち、めんつゆはお母さんたちの手作りですよ。おもてなしの気持ちがこもっていますね。
またここでは、時期にもよりますが、わさび菜・にら・みょうが・シソなどを栽培していて、新鮮な薬味がそうめん味を引き立てます。ニラでいただくそうめんってどんな味なんでしょうね!残暑負けに効きそう。
写真:竹でマイコップやお箸作り体験もできる。1人500円、要予約
さて、お腹がいっぱいになったらちょっとお散歩はいかがですか?
自然や古い町並みをそのまま生かした遊歩道「フットパス」を歩きましょう。立岩ではこのフットパスコースが整備されています。地区をぐるっと回る2㎞。
このコースも地元の方々の手作りだとか。腹ごなしにピッタリの距離ですよ!
さらに、立岩のお楽しみをもう一つ。水源の水に浸すと文字が浮かび上がるおみくじが100円で購入できます。どんなお言葉が出てくるのかな?
なお、立岩水源公園はいつでも水汲みができます。美味しいお水を自分のお土産にしましょう。お賽銭箱に維持協力費を入れてくださいね。
(まとめ・文:えこぴ 情報更新:すてぃーぶん 2019年3月)