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【長野】1万本の竹灯籠に灯りがともり、神秘と幻想的な世界に誘う、安曇野神竹灯(あづみのかみあかり) 12/6~12/8

長野県の中央、北アルプスの麓に広がる穂高温泉郷からほど近い安曇野市の穂高神社では、2019年12月6日(金)〜12月8日(日)まで、約1万本の竹灯籠に火を灯す安曇野神竹灯(あづみのかみあかり)が開催されます。

写真:夕暮れ迫る神竹灯本殿

写真:竹に灯された火はあたたかな色

御祭神の穂高見命(ほたかみのみこと)の姉が九州・祖母山の豊玉姫(とよたまひめ)であることから、姉から弟へのプレゼントとして、大分県の竹田市で毎年11月に開催されている「たけた竹灯籠竹楽(ちくらく)」の竹灯籠を譲り受け、2011年から始まりました。遠く離れた大分から、山を大切にする人々の心が安曇野にも伝わっているなんて、心温まるエピソードですよね。

当初は1,500本だった竹灯籠は徐々に数か増え、今年は約1万本もの竹筒に火が灯されます。あかりの点灯は16:00〜20:00頃まで。日が暮れるにしたがって、山吹色のような、橙色のような温かい灯りが闇に浮かび上がり、辺りは幻想的な雰囲気に包まれます。

写真:穂高神社の神竹灯。竹に灯した火が川のように迎えてくれる


15時50分頃までに穂高神社の拝殿前に集合すると、竹灯籠の点火にも参加できます。参加希望の方は、点火用の先の長いライターを持って行ってくださいね。

参道に沿って並ぶ竹灯籠は、神様へと続く道を照らしてとても神秘的。神楽殿や拝殿の前にもたくさんのあかりが灯され、ロウソクのゆらめきを見つめていると気持ちが落ち着いていくようです。野外ライブが行われたり、温かい飲食や屋台も出店します。

写真:雪の中に美しく浮かび上がる竹灯

穂高神社から車で10分ほどのところには、温泉や立ち寄り湯の他八面大王足湯もあり、20時まで無料で入る事ができますよ。怒ったり笑ったりしている大きなお面が飾られていてとても迫力があります。

空気がピンと張りつめる安曇野の冬の夜、優しくて幻想的な竹灯籠の灯りと温泉に、心も身体も癒されてみませんか。
(まとめ・文・hotspring727 更新・すてぃーぶん 記事確認 2019年11月)


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