栃木県の塩原温泉では、2019年2月4日(月)〜3月31日(日)まで、約60軒の飲食店や観光施設にお雛様が飾られる「塩原のんびり湯っくり雛めぐり」が開催中。3月3日(日)には、めずらしい十二単の着付け体験ができる桃の節句イベントも予定されています。
写真:塩原もの語り館にはスタッフが工夫を凝らした様々な展示が。
塩原のまちを歩きながら、のんびりゆっくりお雛様めぐりを楽しんで欲しい。そんな想いが込められた塩原温泉の雛めぐりイベントは今年で3回目。今年は約60軒の旅館や飲食店が参加し、温泉街には華やかな春の雰囲気が漂います。
写真:メイン会場の塩原もの語り館にはたくさんのつるし雛が飾られている
メイン会場となる塩原もの語り館では、ワークショップなど様々なイベントが開催されるのですが、注目は3月3日(日)の桃の節句イベントで予定されている「十二単着付け体験」。普通の着物でもテンションが上がりますが、十二単を着られるなんてなかなかできない体験ですよね。
写真:桃の節句イベントでは十二単着付けのデモンストレーションと十二単着付け体験が開催される
料金は写真付きで2000円、午前11時から20分ごとの予約で先着10名。桃の節句ということで女性のみの受付となっています。身長が150cm程度あれば体験可能とのことですが、十二単は重さがあるのでその点お子様は気をつけてくださいね。
ヘアやメイクは体験に含まれていないので、麻呂メイクで平安朝気分になりきりたい!という方は準備をしていきましょう。大人気で予約が埋まってきているようなので、気になる方は電話してみてくださいね。
十二単も着てみたいけど、普通の和服で温泉街の散策もいいな…という方には、500円でできる着付け体験も行われるのでこちらもおすすめ。こちらは男性の体験も可能、11:00〜15:00までの開催で、予約なし、当日先着受付20名となっています。
3月31日(日)に行われるフィナーレイベントでは、塩原温泉女将の会による餅まきや、近年再注目されてきた「塩原小唄」の披露、琴演奏や桜茶のふるまいがあります。3月末までまだまだひな祭り気分でまちめぐりが楽しめそうです。
写真:塩原もの語り館には塩原温泉観光協会の事務局もあり周辺散策の情報収集にもおすすめ。
また、期間中は昨年同様スタンプラリーを開催。10個のスタンプを集めると、塩原温泉オリジナル入浴剤2個セットや和柄ボールペン、「とて焼」やお饅頭がお得になるおもてなし券などから選べる素敵なプレゼントがもらえます。
さらにWチャンスで、1万円の宿泊補助券が当たる抽選にも応募が可能。立ち寄り湯や食事をしながら散策していると、意外と簡単に10個集まってしまうそうなので、各参加施設にある台紙をゲットして挑戦してみてくださいね。
(取材・文:hotspring727)
写真:オープニングイベントでは琴の演奏が披露された
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