山形県庄内地方、磐梯朝日国立公園に位置する「休暇村羽黒」に、2018年11月17日(土)に温泉が開湯。開湯を記念して、庄内地方の味覚を贅沢に味わえる宿泊プランの販売も開始しています。
写真:月山登山の拠点、庄内地方の観光に便利な休暇村羽黒
休暇村羽黒は、日本屈指の霊峰・出羽三山のひとつである羽黒山の中腹に位置する休暇村。高山植物の宝庫として知られる月山登山の拠点、庄内藩の城下町・鶴岡や、北前船で栄えた湊町・酒田など、庄内エリア観光の宿泊におすすめなんですよ。
写真:休暇村羽黒温泉 羽月の湯(はづきのゆ)
そんな休暇村羽黒で開湯した温泉は、美肌や疲労回復に効果があると言われているメタケイ酸を含んだアルカリ性の「休暇村羽黒温泉 羽月の湯(はづきのゆ)」。現在の大浴場「月の湯」に休暇村羽黒のほど近くで出た温泉を引き、羽黒山・月山・湯殿山からなる出羽三山から一文字ずつをとり、この名前が付けられたそうです。
温泉の開湯に際して、更衣室の壁紙などを変更、温泉に入った後にゆったりできるスペースとして湯上がりコーナーが新調されるので、入浴後もより快適に過ごせるようになりそうですね。
写真:温泉開湯特別会席「庄内御膳」は庄内の旬の味覚がいっぱい!
また、開湯を記念して、庄内地方の食材をふんだんに使用した特別会席「庄内御膳」を夕食にいただく、12月1日からの宿泊プランが販売開始となっています。ズワイガニ、肉質が柔らかく脂身が甘いと評判の山伏豚、タラ鍋など、庄内の旬の味覚を味わえる贅沢なプランとなっていますよ。
それだけでなく、焼物は肉の熟成度が高く、良質の脂と赤身が美味しい庄内牛のステーキなので、庄内米の「つや姫」や「はえぬき」が提供される白いご飯が進みそう。ずらりと並ぶごっつぉ(庄内の方言でごちそうの意味)と温泉で冬の寒さなんて忘れてしまいそうですね。
写真:ホテル館内には安心して遊べるキッズコーナーがある
休暇村羽黒の周辺では、例年12月頃から本格的に雪が降り出すそうで、12月下旬にはホテルのすぐ近くにあるファミリー向けの羽黒山スキー場がオープン。シーズン真っ只中の1月・2月になると、例年3mほどの雪が積もるのだとか!
https://www.qkamura.or.jp/haguro/facilities/outdoors/
また、休暇村でおすすめの体験イベント「ふれあいプログラム」では、通年で開催されている早朝参拝「朝御饌祭(あさみけさい)」ツアーのほか、2019年1月~2月の火・水曜日(1月1日、3日を除く)、スノーシューを履いてガイドと一緒に冬の羽黒山周辺を歩き、雪の楽しさを知る体験ができる「ガイドと一緒に行くスノーシューツアー」を予定しているそうなので、こちらも体験してみたいですね。
写真:月山8合目駐車場から見下ろす庄内平野
全市町村で温泉が湧き出るという山形県のなかでも、庄内エリアにはおんせんニュースでも紹介している温海温泉のほか、湯野浜温泉、湯田川温泉などの名湯が点在。全国的に知られる玉こんにゃくのほか、麦きり、山形そば、酒田ラーメンといった麺グルメも充実しているので、温泉や観光と合わせて楽しめちゃいますよ。
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(まとめ・文:hotspring727)