奥飛騨温泉郷の最奥地、新穂高温泉エリアの中尾高原で、2020年2月1日(土)〜2月14日(金)まで、かまくらのなかで非日常のひとときを体感できる「中尾かまくらまつり」が開催されます。
写真:イベント会場に立ち並ぶかまくら
中尾高原は、焼岳など北アルプスを見渡す場所にあり、奥飛騨温泉郷の最奥、新穂高エリアに位置しています。中尾源泉は、高温・高圧の地熱を利用した自噴泉だそうで、旅館・ペンション・民宿など20軒以上のお宿がありますよ。
そんな中尾高原の冬の風物詩となっている「中尾かまくらまつり」は今年で24回目。イベント会場には、大小様々なかまくらが所狭しと立ち並び、あちこちに点在する氷のランプシェードのやさしい灯りが真っ白な雪を照らしだします。
写真:氷のランプシェードのやさしい灯りで幻想的な雰囲気に
写真:大きな囲炉裏かまくらの場合、大人6~7人も入ることができる(写真は昨年度)
開催の半月前から準備されるというかまくらは、大人が入っても余裕のある大きさ。中には囲炉裏があるものもあり、家族や友達と、雪国ならではの空間でほっこりとした時間が過ごせます。
写真:かまくらバーの様子(写真は昨年度)
また、かまくらバーでは飛騨の地酒、ビールや甘酒を販売しているので、身体の中からも温まりそう。かまくらの中でいただくお酒はまた格別ですよね。
写真:郷土芸能「中尾夫婦獅子」(写真は昨年度)
写真:餅つきの様子(写真は昨年度)
2月1日、2日、8日、9日、10日、14日には、アクロバティックな舞を披露する郷土芸能「中尾夫婦獅子」の実演があり、獅子舞との記念撮影もOK。それ以外の日も、餅つきが行われ、つきたてのお餅が振る舞われます。
この中尾かまくらまつりのほかにも、奥飛騨温泉郷では「奥飛騨冬物語」と題して、12月下旬~3月下旬の厳冬期に冬ならではの様々な催しが行われます。おんせんニュースでも紹介している「タルマかねこおりライトアップ」「福地温泉青だるライトアップ」「平湯大滝結氷まつり」など、雪国・奥飛騨の冬の魅力を満喫できますよ。
夜はかなり寒くなるそうなので、ダウン、帽子、手袋、マフラーなど、温かい服装でお出かけしてくださいね。
イベント期間中には、日にち限定で無料のイベントバスが運行されるので、お腹いっぱい夕食をいただいた後でも安心して出かけられるのもうれしいですね。
今年度のイベントバス時刻表は、決定次第ホームページに掲載される予定です。
雪国ならではのイベントで非日常の世界を楽しんだら、宿に戻って雪見風呂でのんびりと身体を温めつつ、澄んだ空に光る星を眺める…。そんな贅沢な冬を奥飛騨で体験してみませんか。
(まとめ・文:hotspring727 情報更新:hotspring727 2019年12月)