※新型コロナウイルス感染拡大防止等のため、6月1日から7月31日までの地獄の谷の鬼花火、第57回登別地獄まつりは中止になりました。(地獄の谷の鬼花火は9月以降の収束状況を見て開催を検討中)
新千歳空港から1時間圏内にあり、名湯で名高い登別温泉。泉質の種類が多いことから温泉のデパートとも呼ばれています。硫黄泉、食塩泉、鉄泉、重曹泉など多種類!そこで繰り広げられる手筒花火が迫力満点ですごいらしい!一度見る価値アリですよ。

写真:美肌の湯と言われる登別温泉
登別温泉にはあちこちに大きな鬼や金棒のオブジェが見受けられます。どれもいろいろな表情があって、鬼の歓迎も悪くないかも~って思ってしまいます。それにしても「なぜ、鬼?」ですよね。

写真:「パパー、僕も温泉に入りたいよー」って言っているのかな?鬼親子

写真:商売繁盛の鬼?
それは約1万年前にさかのぼります。
笠山という活火山が噴火し、その時できた約11ヘクタール(甲子園球場2.8個分)の爆裂火口の跡があります。谷に沿って数多くの湧出口や噴気孔があり、そこからモクモクと煙が出ていたり、ブクブクと泡を立てて煮えたぎるお湯や強い硫黄のにおいから、鬼が住む地獄のようだということから「鬼」が有名になり、爆裂火口群を「地獄谷」というようになったようです。

写真:緑が茂る遊歩道の先は、ごつごつとした岩と、モクモクとした白い煙が立ちのぼっています
地獄谷からは一日約1万トン(ドラム缶約5万本)もの量の湯が湧き出ているというからその迫力はスゴイ!

写真:まさに「地獄谷」!
温泉街の中でも間欠泉が噴き出しているところがあります。

写真:温泉街にある「泉源公園」からもモクモクと白い煙が見えます
鬼が花火を上げる? 火山の噴火を模している迫力ある「手筒花火」にビックリ!
地獄谷では、2020年の今年は、6月1日(月)~7月31日(金)の期間中、木曜・金曜の週2回(予定)幻想的な花火のイベントが催されます。それが「地獄の谷の鬼花火」です。
日が暮れた20時30分、あたりが暗くなり白い煙が立ち上る中、鬼が手筒花火を抱え、次々と打ち上げていきます。この花火は、ただの花火ではなく、地獄谷に棲んでいると語り継がれる「湯鬼神」が、人々の幸せを願い、厄を持ち去るために、鬼花火を打ち上げます。

写真:ちょっと怖い赤鬼
ドラの音とともに奥の階段から、「無病息災開運招福」と書いた札を掲げた赤と青の湯鬼神が登場し、太鼓とドラの音に合わせながら観客の厄を集める舞が力強く踊られた後、鬼たちが次々と花火を噴射、厄を焼き払っていきます。高さ6mにもなる火柱が揚がると、観客席からも大きな歓声があがります。

写真:最高潮!この迫力で泣き出すチビッ子もいるとか。
最近は国内のみならず海外からの観光客も多く、毎回、約3000人が見に来ています。
せっかく登別に来たのだから、コレ食べて!
ここでおすすめご当地グルメをご紹介! その名も「登別閻魔焼きそば」。
北海道産小麦の平麺と、登別産または登別近郊の食材をつかったゴマ風味のピリ辛味の焼きそばです。登別市内では20店以上が、個性あふれるアレンジでしのぎを削っています。

写真:登別閻魔焼きそば
昼間は温泉街の鬼のオブジェを探しに散策しながら、いろいろな種類のお湯に癒されたり、ご当地グルメを味わったりし、夜には迫力ある花火を楽しむというのんびりした一日を過ごすのもいいですね!
(取材・文:吉川 / 情報確認:吉川 2020年3月)

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お取り寄せには登別閻魔ラーメン!
道産合わせ味噌をベースに練り胡麻をたっぷり。コクのあるスープに豆板醤のまろやかな辛さとラー油の刺激的な辛さがたまらない!
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