熊本地震から早くも約5年の歳月が流れました。南阿蘇では今年3月末の新阿蘇大橋（仮称）完成を記念して、分散型かつ非対面での周遊企画「新阿蘇大橋 開通カウントダウンキャンペーン 第二弾 新春リアルすごろく」と、「復興への光の架け橋」ライトアップが行われていますよ。
写真：「復興への光の架け橋」ライトアップ
写真：3町村のスポットをすごろくの盤面に見立てたリアルすごろく
抽選で60名に5000円相当の特産物が当たります。内容は大津町・南阿蘇村・高森町の特産品から、漬物、味噌、醤油、ドレッシング、ジャムなどの詰め合わせセットになるそうです。
個人的に筆者のお気に入りは、南阿蘇のイチゴジャム。イチゴなどの果肉ががこれでもかという程ゴロゴロ入っていて、お土産や自分用に買って帰るのもオススメですよ！
写真：3市町村に設置された「たぶん」カウントダウン看板
各スタンプ所には、くじが置いてあってそれを振ってマスを進めていくのが一応ルールなんですが、必ずそれに従わないといけない訳ではなくその辺はお任せで、自由に好きな各スタンプ所を巡っても良いとの事。
確かに例えば高森町まで進んだ後、30キロ手前の大津町まで戻れとかなったら大変ですもんね（笑）。自分の好きなスタイルで楽しみましょう！
写真：先着3000名に！オリジナル熊本弁カルタ
クリア特典として先着3000名にはオリジナル熊本弁「新しか旅んエチケットかるた（新しい旅のエチケットかるた）」がもられます。こちらは、熊本弁で新しい旅のエチケットや観光情報を記したものです。
一例を挙げると。
「きょうは 山がえらい がまだしよらす」（きょうは山がずいぶんがんばっているなあ）
「ぬしゃ おれんと くたろ」（あなた私のたべたでしょ）
熊本弁が分からない方でも、ちゃんと翻訳（？）が書いてあるので安心です。ネイティブ熊本県民のすてぃーぶんでもなかなかシブイと思える内容となっています。
特にディープな熊本弁を極めたい方にはオススメです。先着となっていますが、この記事を取材しました1月21日頃情報ですと、まだ大丈夫でした！
なお、コロナ禍で可能な限り大声を張らないで遊べるように、また熊本弁（阿蘇弁）が読めない方でも楽しめるように、音源データがyoutube上に公開されていますよ。「シャッフル再生」をすると読み上げてくれます。（youtubeリンクについては下記データ欄参照）
新春リアルすごろくは、2021年1月4日（月）～2月21日（日）までの開催です。
また、現在はこれに平行して、開通直前ライトアップ企画イベント「復興への光の架け橋」が行われていますよ。
こちらは、2021年1月15日(金)～2月21日(日) 毎晩18:00より行われ、辺りが暗くなると約350メートルの橋に設置された4色のＬＥＤライトが浮かび上がります。
国道57号（立野キャニオンロード）の展望駐車場から観覧可能ですよ！実施に際しては新阿蘇大橋施工業者の方の協力もいただいているそうです。開通前の今しか見れないこの姿、この機会に記憶に残しておくのも良いですね。
この新阿蘇大橋が開通する3月末頃には、阿蘇にも遅い春の訪れを感じる事がでいます。その事にはコロナも沈静化して、たくさんの人がまた橋を渡りたっぷり温泉も楽しんで帰る事ができます様に。
周遊の際は、体調管理の徹底、マスク着用・手指消毒など「新しか旅んエチケット」を守りながら阿蘇の旅を楽しみましょう！
（まとめ・文：すてぃーぶん、編集：hotspring727）
