湯の里として知られる大分県別府市にある「別府温泉 杉乃井ホテル」。老舗ながらも、革新的な施設をオープンし続け、国内外から多くの観光客が訪れています。2021年7月1日には、屋内プール「アクアビート」に隣接する、見た目もカラフルな家具やデザインを取り入れた新館「虹館」がオープンします。オープン直前にその一部をご紹介します。
写真:人気の棚湯
湯量日本一の大分県
湯の里として知られる大分県は、日本一の湧出量を誇る温泉郷。別府、鉄輪、明礬、観海寺、亀川、柴石、堀田、浜脇温泉を『別府八湯』と呼んでいます。県内の源泉数は約2850本。町のあちこちから湯煙が立ち上っています。
写真:ふだんからモクモクと湯煙が漂う市内
その恵みは、阿蘇から島原へ続く火山活動によって生じた断層がもたらすもので、その象徴が別府地獄めぐりです。
赤い「血の池地獄」や青い「海地獄」、白い「白池地獄」、間欠泉が豪快に噴き出す「龍巻地獄」、別名ワニ地獄とも呼ばれている「鬼山地獄」など、これら9つの地獄は1000年以上も前から噴出しているというから驚きです。
写真:酸化鉄や酸化マグネシウムなどを含んだ赤い熱泥が噴出して堆積するため池一面が赤く染まる「血の池地獄」
湯煙漂う別府にある「別府温泉 杉乃井ホテル」は、1944(昭和19)年開業の老舗ホテルなのですが、空に浮かぶ大展望露天風呂「棚湯」や露天型温泉施設「ザ アクアガーデン」など革新的な施設を次々と提案し続けています。
写真:まるで空中に浮かんでいるような大人気の棚湯
待望の新館オープン!
2025年の工事全面完了を目指してリニューアルしている「別府温泉 杉乃井ホテル」ですが、2021年7月1日には新館「虹館(にじかん)」がオープンします。
「虹館」は、『美しい色と希望のシンボルであり、見上げると誰もが笑顔になる』という虹のイメージを重ねて名付けられました。
客室デザインも別府の海と山、咲き誇る花をモチーフにし、赤や橙、緑、青などカラフルな色を家具や設え、デザインを取り入れています。
建物は地上8階建て、波の出る屋内レジャープール「アクアビート」に隣接しています。2階から8階は、1室2~4名利用の全155室。ツインやダブルルームのほか、メゾネットタイプのロフトルームや二段ベッドを配したファミリールームなど、全5タイプあります。
写真:ツインルーム(イメージ)
宿泊客は、ザワールドダイニング「シーダパレス」や、別府湾を一望できる大展望露天風呂「棚湯」、水着着用の露天型温泉「ザ アクアガーデン」などの既存施設も利用できます。
写真:自動チェックイン機を導入した広々としたロビー
今回の新館開業に合わせ、屋内レジャープールの「アクアビート」の営業も同時期に再開するそうです。
写真:広くて楽しいリゾート感のある「アクアビート」
家族や友人など気心知れた人たちと、リゾート感のあるホテルでゆっくりした旅を楽しんではいかがですか?
(まとめ・文:吉川、編集:hotspring727)
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別府温泉 杉乃井ホテル
https://www.suginoi-hotel.com/
所在地
大分県別府市観海寺1
GoogleMAP
TEL:0977-78-8888(受付は9:00~18:00)
●温泉日帰り利用
立ち寄り湯:9:00~23:00(最終入場22:00)
入浴料:
平日/中学生以上:1200円、3才~小学生:700円
土日祝日/中学生以上1800円、3才~小学生:1100 円
※GWや夏休み、年末年始などの特別期間は要問合せ。
※混雑状況により入場制限の可能性あり。
●宿泊について
宿泊料金例)1泊2食付・1室3名の1名あたり
「虹館」15800円~(消費税・サービス料込・入湯税別)
※宿泊者は「アクアビート」「ザ アクアガーデン」「棚湯」の利用は無料
標準チェックイン/アウト
15:00/11:00