宮崎県の都城市山田町、霧島連山の高千穂之峰が美しく見える位置に佇む木造の宿「旬の料理とお湯の宿 常盤荘」。1961年に小さな料理屋から始まった温泉宿で、食事メニューには自家農園で採れた旬の素材を使用した料理と宮崎産の新鮮な海の幸が並びます。今やグルメな旅行者たちに大人気のこだわりの温泉宿をご紹介します。
写真：開放的で、飽きずに長時間浸かっていられる露天風呂
宮崎県の都城市山田町、霧島連山の高千穂之峰が美しく見える位置に佇む木造の宿「旬の料理とお湯の宿 常盤荘」。
1961年に小さな料理屋から始まった温泉宿です。春には梅の花が咲き、夏には蛍が舞い飛ぶ中庭を眺めながら、まるで隠れ家で過ごすように心安らぐ時を楽しめます。
写真：手入れが行き届いている見事な庭。とても癒されます
写真：素材の良さが美味しさに！
1961年に小さな料理屋としてスタートし、創業当時から『美味しいものを、一番美味しい時に』という言葉を念頭に、心を込めて料理を提供してきた「常盤荘」。
食事メニューには自家農園で採れた旬の素材と、宮崎牛や宮崎産の新鮮な海の幸などが並びます。
写真：このご飯を求めてくるリピーターも多いそう！
「食の安全・安心」という言葉を耳にする前から、ここで提供する米はスタッフで作ってきました。代掻きから田植え、草取り、そして稲刈り。刈り取った稲は掛け干しで自然乾燥させます。
手間と時間のかかる作業ですが、美味しいお米になると信じてスタッフで力を合わせて作ってきました。今年も美味しいお米ができたそうですよ。
日本一の牛肉「宮崎牛」。その宮崎牛を季節に合わせた前菜と新鮮なお野菜で堪能する「常盤荘の宮崎牛すき焼き会席」がオススメです。
写真：自慢の宮崎牛を使ったすき焼き懐石（一例）
和牛オリンピックで見事2連覇に輝いたブランド黒毛和牛「宮崎牛」。総料理長の秘伝の割合で調合された謹製の割り下で、地場の野菜と牛肉の甘味・旨味が一体となって口の中に広がります。
一人前が、都城産宮崎牛肩ロース140gと都城産宮崎牛モモ肉70gのほか、ハクサイやタマネギ、ニンジンなどの野菜も多くてとてもボリュームがあります。
この懐石には、食前、食中、食後にオススメの霧島名物の焼酎が付きます！
これまた料理に合うんですよね。前菜から、季節の料理、メインのすき焼き、自慢のご飯、デザートなど、大自然に囲まれた都城の四季を感じることができる大満足なコースです。
写真：圧巻の朝食！
朝食もさすがです。10数種類の小鉢に、煮物や焼魚、御浸し、漬物…などが付いた和朝食です。どれから食べていいか迷ってしまいますよね。
料理屋からのスタートですが、現在の代表の祖父と父の代に敷地内で井戸を掘ったら温泉が湧き出したことで、温泉施設を作って旅館も始めました。
お湯はなめらかな肌触りでくせがない自家源泉の低張性中性冷鉱泉。内湯と露天風呂、貸切の家族風呂があります。
大浴場「白梅の湯」では自然を眺めながら、広々と開放的な空間でくつろげます。
写真：外光も入って明るい内湯
露天風呂からは、梅林や庭を流れる小川などが眺められます。春には梅が咲き、初夏には蛍も飛び、四季の移り変わりが楽しめます。
写真：ステキなお庭を眺めながらぼーっとする…。とても贅沢な時間です
木造平屋造りの建物で周りの緑に溶け込こんだシンプルな造り。館内は木のぬくもりを感じる空間が広がります。
ロビーの囲炉裏やライトアップされた中庭など、昭和の創業時のよさを残しています。
写真：落ち着く客室！
客室は全13室。そのうちの3部屋は15畳の露天風呂付き客室です。
写真：美しい庭は客室の露天風呂からも眺められます
ホームページには、常盤荘からアクセスがよい観光スポットも紹介されていますよ。グルメとすばらしい環境の温泉や露天風呂で、ゆっくりと優雅なひと時を過ごしてみませんか。
写真：東館には6～12畳の落ち着いた雰囲気の和室があります
（まとめ・文：吉川、編集：hotspring727）
