福島「裏磐梯紅葉ロープウェイ」が今年も運行開始。紅葉に染まる磐梯山や猪苗代湖の絶景を楽しむ空中散歩！

磐梯朝日国立公園内の紅葉を楽しめる「裏磐梯紅葉ロープウェイ」が今年も10月1日から運行を開始しました。紅葉シーズンの磐梯朝日国立公園や、日本百名山でもある磐梯山や安達太良山、西吾妻山、猪苗代湖など自然の絶景を楽しめますよ。

写真：高低差380m、紅葉シーズンの空中散歩へ！

赤や黄色に染まる山々の絶景をロープウェイから

福島県の磐梯朝日国立公園内にあるスキー場「グランデコスノーリゾート」では、毎年8月初旬~下旬と、9月下旬~11月上旬頃にかけて、裏磐梯ロープウェイを運行しています。

ロープウェイは山麓駅から山頂駅までの2392mを結んでいます。山麓駅は1010m、山頂駅1390mなので、その標高差は380m。車両は6人乗りで、約30秒間隔で運行しています。ペットもリードをつけて乗車できるので、ワンちゃんも一緒に片道約15分の空中散歩を楽しめますよ。

写真：周辺の紅葉スポット、観光道路ゴールドライン

秋には、標高約1400ｍの高さから広がる紅葉に染まった山々の絶景が広がります。

9月下旬からブナやカエデなどの木々が紅葉し始めます。中腹あたりには赤いウルシやブナ、赤と黄色のコントラストが美しく、中腹から山麓にかけては洛陽松と種類の違う木々の紅葉を楽しめるのも魅力です。

百名山の一つである磐梯山や猪苗代湖まで見渡せる福島県内でも人気の紅葉スポット。下りのロープウェイで一気に下るときに見える磐梯山が特に絶景のようですよ。

山頂駅付近でトレッキングも

写真：五色沼湖沼群も磐梯山エリアで人気のトレッキングスポット

ロープウェイの山頂駅からは、紅葉を眺めながら楽しめるトレッキングも人気です。

気軽に行けるトレッキングコースには、高山植物が咲くデコ平湿原を1周するデコ平湿原コース（片道20分）、日本百名水の「小野川湧水」の源流部までブナの原生林を歩く百貫清水コース（片道約60分）があります。

さらに、西大顛の山頂までのコース（片道約120分）や、西吾妻山の山頂を目指すコース（片道約180分）など、本格的な登山コースもあります。

滑りやすい箇所もあるため、登山靴など歩きやすい靴で行くのがおすすめです。

山頂駅のレストラン「ブナブナ」では、「炭火鶏の会津山塩うどん」や、「福島県産トマトのマルゲリータピザ」など、地元食材を使ったメニューも。トレッキングの後にお腹を満たしてくれそうですね。

ペット連れの場合も、山頂駅付近のお散歩を楽しめますよ。ペットはレストランの入店はできないためご注意ください。

ホテル内の温泉は日帰り利用もOK

写真：周辺の中津川渓谷でも散策を楽しめる

グランデコスノーリゾート内のホテル「裏磐梯グランデコ東急ホテル」には、温泉露天風呂やサウナがあります。裏磐梯のブナの森に湧くお肌にやさしい単純泉。ドライサウナや水風呂も併設されていて、肌寒い季節にもしっかり温まれそうです。

宿泊者は無料で利用でき、日帰りでも利用可能（大人1100円・小学生800円。4～6歳500円）です。ランチと温泉入浴のセットプラン（セレクトランチプラン3300円）もあるので、ロープウェイと合わせてランチ＆温泉でリフレッシュするのもいいですね！

10月20日現在、すでに紅葉が見頃とのこと。寒くなってくるので防寒着などを持参して楽しんでくださいね。

（まとめ・文：mashiro、編集：hotspring727）

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