【冬季休業OPEN】長野県北アルプスの名峰、燕岳・大天井岳・有明山に囲まれた中部山岳国立公園内中房渓谷、標高1,380mにある有明荘。2023年の営業は4月21日から始まり、11月5日の宿泊までの予定だ。燕岳への登山者の利用も多く、登山の前後泊などにも便利だ。
写真:有明荘の露天風呂。アルカリ性の硫黄泉は汗疹などの肌トラブルによいとされる
泉質は単純硫黄泉で、無色透明の湯色だが硫黄の香りが心地よい。近接する源泉から約70度の湯が豊富に湧き出している。肌当たりがよく、身体の芯から温まる湯は登山の疲れも吹き飛ばしてくれそうだ。
岩風呂の大露天風呂は大自然に包まれた開放感抜群。初夏から初冬まで季節を感じながら入る露天風呂はまさに極上。特に新緑が美しい5、6月と紅葉が目に鮮やかな10月中旬はおすすめのシーズンだ。
写真:木と石を使い山の風情と清潔感が漂う有明荘の外観
他にも木材がふんだんに使用され、安らぐ木の香りに包まれた内湯は23時まで、翌朝は5時から7時まで入浴が可能。宿泊客優先の家族風呂もあり、5時から8時の間利用できる。また、日帰り入浴は10時から17時までの退館で利用でき、登山後の利用におすすめだ。
有明荘は登山者に嬉しい設備が充実しているのも特徴だ。手荷物の一時預かりや休憩所は無料で利用できるのがありがたい。
写真:有明荘の休憩室
食事処は昼食営業もしている。蕎麦や野沢菜の漬物、わさびの醤油漬けなど、長野ならではのメニューも多い。穂高地ビールはアルプスの雪解け水を使用した珍しいビール。訪れた際にはぜひ飲んでみたい一品だ。
写真:食堂。昼食営業もしており穂高地ビールなども楽しみだ
アクセスは安曇野ICから約1時間。カーブが多く、道が狭い部分もある。猿などの野生動物もいるので車の運転には十分に注意したい。また、休館日が設けられているので、訪れる際にはHP等で確認を。
登山者もそうでない人も優しく迎え入れてくれる有明荘。街の喧騒を離れ、大自然に囲まれた時間の移ろいに身を任せる贅沢な時間を過ごせそうだ。
●2023年の営業
2023年4月21日(金)より11月5日(日)の宿泊まで
※休業日あり
(情報更新:2023年4月 hotspring727)
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