長野・軽井沢「白糸の滝　真冬のライトアップ」今シーズンはクリスマス・新年・バレンタインの計12日間

軽井沢の絶景スポット・白糸の滝の真冬のライトアップが今年も開催されます。2023～2024シーズンはクリスマス・新年・バレンタインの3つの時期、合計12日間のお楽しみ。その詳細を紹介します！

写真：23-24シーズンはクリスマス・新年・バレンタインの12日間開催する真冬のライトアップ　

幅70m、弧を描いて訪問者を出迎える水のカーテン

真冬のライトアップが開催される白糸の滝（しらいとのたき）は標高1400ｍにも達する、群馬県との県境を走る「白糸ハイランドウェイ」沿いにあります。

白糸ハイランドウェイ自体、雄大な大自然をドライブできる絶景高原ロードとして人気ですよね。

信濃路自然歩道のトレッキングコースとあわせて夏場は納涼、秋は紅葉に癒されます。

写真：冬場は白銀の世界になる白糸の滝。浅間山の伏流水のため、滝が凍り付くことはない

白糸の滝は、白糸ハイランドウェイの駐車場から150ｍほど遊歩道を歩くと現れます。

その幅約70m、弧を描くように白い水しぶきをあげながら訪問者を出迎えるその姿は圧巻！

名前どおり、水は無数の細かい白い糸状の筋となって岩肌をカーテンのように覆い落ちて流れていきます。

滝の周りは高原らしい繊細な趣のある落葉樹が茂り、あたりは滝のミストでマイナスイオンが漂いひんやりとした空気に癒されます。

星・雪・水・光で幻想的な世界が広がる白糸の滝のライトアップ

そんな白糸の滝のライトアップ、今シーズンの予定は下記の通り。

●クリスマス

2024年　2／9（金）～12（月・祝）
開催時間：17：30～19：30

ライトアップは、自然環境に配慮したやさしい光によるもの。70ｍに渡る滝周辺を、今年は青・白・赤を使って幻想的に彩ります。

開催日以外のライトアップは行われないので注意してくださいね。また、中止の場合は下記のホームページでお知らせされるそうです。

写真：過去のライトアップの様子。

写真は以前開催されたときのものですが、白く落ちていく水のカーテンのような滝、葉を落とした木々が霧氷となって白く浮かび上がり幻想的ですよね。

空気がきれいな高原ですから天気が良ければ冬の星空との競演も楽しみなところ。

ところで、白糸の滝のあたりは、冬場は氷点下にもなりますが、不思議と滝は凍らないのだそうです。

なぜかというと白糸の滝を流れ落ちる水は、岩から湧き出る地下水。浅間山の伏流水なのだそう。

浅間山の地熱の影響で四季を通して11.6℃で保たれているゆえに、冬でも凍らないのだとか！神秘的ですよね。

現地の気温や、滝までの交通手段は？

滝自体は凍らないのですが、現地は標高の高さもあり、気温は氷点下、かなりの寒さになります。

軽井沢の中心地より気温はかなり低く、最低気温で-6～-9℃にもなるそうなので、寒さへの備えも万全で望みたいところです。

写真：白糸の滝の周りの木々も霧氷で白い花が咲いたような神秘的な姿に

冬は積雪もあり、遊歩道も凍結するとのことなので足元はすべらない靴を選ぶのが無難でしょう。

なお、ライトアップの時間帯はバスなどの公共交通機関はありません。自家用車、タクシーやレンタカーを使うことになります。

レンタカーやマイカーで白糸ハイランドウェイを走行する場合は、通行料がかかりますが、入場料や駐車場料金はかかりません。

こちらも夜の道路凍結に備えて、スタッドレスタイヤまたはタイヤチェーンを装着し、低速度で安全走行・特にカーブに入る前の十分な減速を心がけましょう。

近くの温泉では、積雪次第で雪見露天も

白糸ハイランドウェイぞいには一軒宿の温泉・小瀬温泉があります。

1時間で約半分のお湯が入れ替わる源泉かけ流しの湯が自慢のお宿です。

残念ながら温泉の日帰り利用不可ですが、白糸の滝までは4.7㎞なのでここに泊まったらぜひライトアップを見に行きたいですね。

また軽井沢エリアまでは10Km あまりで車で20分くらい。

星野温泉トンボの湯、軽井沢千ケ滝温泉はライトアップ後に訪れてもあいてるので、夜の散策で冷えた体を温めるのにおすすめです。

積雪があれば夜の雪見露天も楽しめますよ。

（取材・文：やまめタグ、編集：hotspring727 情報更新：2023年11月）

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