箱根あじさい電車
https://www.hakonenavi.jp/所在地:小田原市城山1丁目15番1号 GoogleMAP
箱根登山鉄道
TEL:0465-32-6823
箱根あじさい電車 夜間ライトアップ
実施期間:2021年6月19日(土)~7月4日(日)
箱根登山鉄道沿線では、6月19日から7月4日まで「あじさいのライトアップ」が実施されます。
昨年は台風の影響で運休されていたため、毎年恒例のライトアップの実施は2年ぶり。沿線の6ヵ所の名所で咲き誇る、見ごろのあじさいを昼間とは違った雰囲気で楽しめますよ。
写真:利用者から再開を待ち望む声が多数あった箱根あじさい電車
写真:6月には箱根のあちこちの名所であじさいを楽しめる
小田原から箱根湯本、強羅、早雲山を結ぶ箱根登山鉄道、箱根登山ケーブルカーは箱根の観光に欠かせない足となっています。
箱根の山々の間を走る、スイッチバックなどの設備を備えた日本唯一の本格的な山岳鉄道でもあります。
そして6月には、沿線に咲き誇る職員が育てたあじさいが見頃を迎え、乗客を楽しませてくれます。沿線のあじさいの種類には西洋アジサイとガクアジサイがあり、それぞれ不規則に植えられているそうです。
2011年の震災以降、毎年あじさいのライトアップも実施されてきましたが、2019年の台風19号の被害のため、昨年7月まで運休していたため、去年はあじさいを楽しむことができませんでした。
しかし今年は6月19日から7月4日まで、2年ぶりに夜間ライトアップの実施が決定しました。箱根湯本付近や小涌谷駅付近など全6か所がライトアップされます。
利用者が待ち望んでいた箱根あじさい電車がいよいよ復活!
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、毎年人気の座席指定の「夜のあじさい号」は運行しませんが、自由席の車窓からあじさいのライトアップを楽しめます。
例年、夜の19:00頃は比較的空いているそうなのでねらい目かもしれませんね。
写真:箱根あじさい電車とあじさいのショットを撮影できるスポットもあり
箱根登山鉄道沿線のあじさいは、鑑賞できる期間が長いことでも知られています。
標高差が400メートル以上あるので、場所によって見頃の時期が違うため、長く楽しめるんですね。
もっとも早く、6月中旬から咲き始めるのが箱根湯本駅付近。比較的大輪のあじさいが見事に咲き誇ります。
大平台駅付近の見頃は6月下旬から7月上旬。あじさいが群生し、歩いて鑑賞できる「あじさいの小径」やあじさいと登山電車を撮影するスポットもあるので途中下車するのもおすすめ。
宮ノ下駅付近は6月下旬から7月上旬が見頃。宮ノ下駅ではホームであじさいを鑑賞できますよ。
強羅駅もあじさいの見どころスポットのひとつ。強羅駅付近は標高が541mと高いため、箱根湯本駅付近よりも遅く7月中旬頃まであじさいを楽しめます。
途中下車をしながらあじさいを楽しむには、箱根登山電車の小田原駅~強羅駅間、箱根登山ケーブルカーの強羅駅~早雲山駅間が乗り放題になる「1日乗車券 トコトコきっぷ」(大人1,570円・子供790円)が便利です。
昼間のあじさい、夜のライトアップされたあじさいとちがった雰囲気を楽しむのもいいですね。
今年のあじさいの開花状況についてお伺いしたところ、箱根湯本駅付近で蕾ができはじめているそうです。奇跡的に1輪だけ咲いているあじさいもあったのだとか。
今年は暖かくなるのが早かったこともあり、あじさいの開花が早まるかもしれませんね。
写真:ライトアップされたあじさいの幻想的な車窓を楽しめる
せっかくなら日帰りでも箱根の温泉を楽しみたいですよね!
小涌園にある「箱根小涌園ユネッサン」は日帰りで楽しめる温泉のテーマパーク。
箱根湯本駅からバスで20分、強羅駅からも無料のシャトルバスが出ているので便利です。
日帰り温泉「森の湯」でゆっくり大庭園露天風呂を楽しめます。また水着で入れる屋内エリアでは、「ドクターフィッシュの足湯」、「ワイン風呂」、「本格コーヒー風呂」などテーマパークのアトラクションのように温泉を体験できますよ。
梅雨時の箱根は雨が降ると少し肌寒く感じる日もあります。
雨の中であじさいを鑑賞した後は箱根温泉でゆっくり温まってくださいね。
(まとめ・文:mashiro、編集:hotspring727)