3年ぶりに草津白根山の噴火警戒レベルが2から1に引き下げられたことを受けて、2017年6月15日から火口周辺への立ち入り規制が1kmから500m圏内に緩和されました。コバルトグリーンの湯釜を一目見ようと、多くの観光客が訪れています。
写真:コバルトグリーンの湯釜
白根レストハウスと白根火山駐車場も営業を再開。7月1日から草津温泉からの路線バスも白根火山まで運行しており、車でもバスでも、降車してから徒歩20分ほどで湯釜の展望所にたどり着けるようになっています。
<バス時刻表>※PDF
http://www.kusatsu-onsen.ne.jp/pdf/bus02_2017_7_1_11_%2005.pdf
真っ青な空と白い雲、太陽の光が差し込みコバルトグリーンの湖面に雲の影が映る光景は、大自然のパワーを感じさせてくれます。
湯釜と時期を同じくして、4つある草津ハイキングコースのうち、本白根エリアも整備が完了。新緑を楽しみながらのハイキングができるようになりました。イワカガミ、ミツバオウレン、コケモモなど、可憐な花々が春の喜びを告げるように、嬉しそうに咲いています。
<本白根エリアハイキングガイド>
https://www.kusatsu-kokusai.com/green/hiking-summer/motoshirane
そして、本白根コマクサリフトも営業を開始。ロープウェイとリフトから見る360度のパノラマは爽快そのもの。料金は大人片道400円、4〜12歳は片道250円で10月29日までの営業予定となっています。リフト降り場にある見晴台からは、広大な樹林と逢の峰、その向こうには草津白根山の火口を眺めることができます。
<リフトとロープウェイについてはこちら>※PDF https://www.kusatsu-kokusai.com/pdf/ropeway/komakusa201704.pdf
これからのシーズンは、リフトの名前にもなっているコマクサが見頃を迎えます。高山植物の女王と呼ばれるコマクサは、草丈は小さいけれど気品と風格のある赤く小さな花を咲かせます。草津白根山の花畑は地元の子供達によって復元されたもの。気高くも儚いその姿は、見るものの心を引きつけます。
3年ぶりの湯釜とハイキングを満喫したら、草津と言えばやっぱり西の河原露天風呂でしょう。新緑を眺めながら広い湯船に浸かれば、開放感で身体の疲れも忘れて極楽気分!
写真:西の河原露天風呂。男女合わせてなんと500平米の広さを誇る
自然の懐に抱かれる安らぎに身をゆだねる…最高の時間が待っていますよ。
(まとめ・文:hotspring727)
写真:秋には露天風呂から雄大な紅葉が見られる
https://www.kusatsu-kokusai.com/green/hiking-summer
問合せ:草津国際スキー場
吾妻郡草津町大字草津字白根国有林158林班
TEL:0279-88-8111