豊かな温泉がこんこんと湧き出でる会津の奥座敷、芦ノ牧の渓流沿いに佇む老舗宿が「会津芦ノ牧温泉 丸峰別館 川音」だ。ここの自慢は、阿賀川の渓谷が目の前に広がる露天風呂付客室。その中に見事な桜を眺める露天風呂がある。
写真:客室露天から見える見事な桜
「会津芦ノ牧温泉 丸峰」の露天付客室は24室、会津近郊でこれだけの露天付客室を備えた旅館は希少だ。
桜は例年4月の20日ごろに開花し、下旬にピークを迎える。その季節ともなれば、客室の露天風呂からの美しい桜と、その向こうに広がる新緑の渓谷を楽しむことができる。
桜が見える露天風呂の部屋を指定したいのが人情だが、残念ながら部屋番号の指定等はできないとのことだ。予約状況は、桜の季節でも平日は比較的空いているので狙い目だ。もしかしたら……と期待するのもここを訪れる楽しみだろう。
写真:客室からは季節を問わず絶景が展開する
写真:客室露天風呂からの夜桜
もっとも、客室露天風呂以外でも桜を堪能できる。桜は客室露天風呂からすぐ脇に1本、玄関前「桜坂」の桜並木が約20本程並び、訪れる人を出迎えてくれる。
芦ノ牧温泉の泉質は、カルシウム・ナトリウムを含んだ含塩類石膏泉。リウマチや腰痛などによいといわれている。
大浴場には、樹齢2000年といわれる古代檜を使用した「古代檜風呂」、長さ30mのパノラマで渓流の景色を楽しめる「渓流展望風呂」など趣の異なる2つの大浴場などバリエーション豊か。この素晴らしい絶景もぜひ堪能したい。
写真:古代檜風呂
なお、日帰り温泉は行っていない。
近隣にも桜の絶景スポットが多いと教えてもらった。ここを訪ねた際にはぜひ立ち寄ってみたい。特に鉄道ファンには、会津鉄道沿線の桜はおすすめだ。芦ノ牧温泉駅(ねこ駅長のいる、宿の最寄駅)や、茅葺屋根の駅舎が有名な湯野上温泉駅、門田駅、大川ダム公園駅などが美しい。
他にも
日本さくら名所100選。約1,000本の桜に赤瓦の天守閣が映える、鶴ヶ城公園
石部桜、大鹿桜、杉の糸桜、虎の尾桜、薄墨桜の「会津五桜」
約3kmの遊歩道に1000本のしだれ桜が咲き誇る、日中線記念自転車歩行者道のしだれ桜
残雪の磐梯山を背景に、約500本のソメイヨシノが咲く、宮川千本桜
を教えてもらった。まさに「桜旅」の旅先にうってつけだ。
写真:レストラン「かわせみ」からも桜が望めて花見気分
宿の春の味覚としては、蕗、筍、独活などの山菜や、桜鱒、眼張など春の季節感を大切にした食材をここではふんだんに使用している。昨年好評だったのは筍の半身を使った「筍黄金焼き」との事。ぜひ今年もメニューにあげてもらいたい一品だ。
(取材・文:すてぃーぶん 情報更新:mashiro 2020年1月)
※情報は2020年1月時点のものです。宿泊代、予約状況が異なります。ご予約時にご確認下さい。
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桜の季節以外の絶景もクチコミで絶賛!会津芦ノ牧温泉 丸峰
写真は女性用の露天風呂。会津の郷土料理も評判。
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【じゃらん】会津芦ノ牧温泉 丸峰の写真や口コミをチェック!
写真は渓流展望風呂
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