※新型コロナウイルスの感染拡大防止等のため、2020年の「高瀬裏川花しょうぶまつり」(2020年5月は開催中止が決定しました。おんせんニュースでは最新情報が入りましたら更新してまいります。※3/31情報
※以下は2019年の情報になります
熊本県北に位置する玉名市。九州新幹線の新玉名駅から車で10分ほど走ると、まるで江戸時代にタイムスリップしたような、古い街並みが広がります。2019年の大河ドラマ「いだてん」の主人公の一人「金栗四三」ゆかりの地でもあります。
ここで有名なのが花しょうぶ。もっとも美しい5月末から6月にかけて、高瀬裏川花しょうぶまつりが開催されます(※高瀬裏川花しょうぶまつりの「高」はハシゴ高)。

もともと高瀬界隈は米などの物流港として栄えました。高瀬裏川には、重要文化財にも指定されているめがね橋や、古い石垣が残っています。散策していると、大河ドラマ「いだてん」の中で登場したあのシーンに出会えるかも。
川沿いに咲く花しょうぶ、その数なんと約66,000本※といわれています!
それらが風情ある川沿い約700mに渡って咲き誇る姿は大変風情あります。
オーソドックスな紫や白の清楚な花もあれば、めずらしい柄の花も。古い石垣と花しょうぶのコントラストは絵になりますね。
開花が待ち遠しい花しょうぶですが、開花情報が随時、UPされているので、満開もチェックできます。今年は早めで5月9日には開花第1号が発見されたようです。

写真:めがね橋との対比も美しい
まつり期間中は、日没から22時までライトアップもされ、さらに幻想的な光景が楽しめます。6月1日にはメインイベントとして、花しょうぶコンサートや、お茶がいただける野点や高瀬市など、さまざまなイベントも催されていますよ。

写真:ライトアップされて初夏の夜を幻想的に彩る
また、髙瀬裏川から歩いてたった5分ほどの距離に「いだてん大河ドラマ館」が開館中です。
大河ドラマ館では、ドラマの4K映像やロケのメイキング映像等の上映や、360°スクリーンに囲まれた「体感シアター」などもあり「いだてん」の世界観を体験できます。ここに行っておくとドラマが何倍も楽しく見れそうですね!
白鷺が傷を癒した、歴史ある温泉と熊本ラーメンのルーツも!
しょうぶまつりの舞台である玉名には約1300年以上の歴史ある玉名温泉があります。神経痛などに効能があり、湯冷めしにくい温泉です。
まつり期間中は宿泊宿の浴衣を着ると他の宿の温泉も無料で入れるうれしいサービスも!
浴衣を着て湯めぐりをしたり、情緒ある街並みを散策したり。温泉の中心にある立願寺公園には、無料の足湯もあるので、疲れたらちょっと足湯で休憩するのもいいですね。

写真:玉名温泉の足湯
また、熊本ラーメンのルーツが玉名にあったことを知ってますか?
現在、有名な熊本ラーメンのいくつかのチェーン店も、もともと玉名ラーメンのスープ製法を継承して出店したと言われています。
濃厚な豚骨スープと焦がしにんにく、香りだけでも食欲をそそられますね!
中細麺のしっかりとしたかみごたえも熊本ラーメンの特徴です。

写真:熊本ラーメンのルーツ、玉名ラーメン
そのルーツである玉名ラーメン、しょうぶを見に訪れたらぜひ本場で味わいたいご当地グルメですね!
(まとめ・文:mashiro 更新:すてぃーぶん 情報確認2019年4月)
※玉名市によると最新の数量計測は行っていないとのことで、概数となります

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玉名温泉のホテル旅館一覧
玉名市は2019年NHK大河ドラマ「いだてん」の舞台。写真は「山もみじの宿 八芳園」の露天風呂
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