兵庫「湯村温泉緑屋」4月オープン！源泉100％かけ流し庭園付貸切露天風呂！世界的庭園デザイナー監修

世界的庭園デザイナーの石原和幸氏が監修した、兵庫県の温泉旅館「湯村温泉 緑屋」が、2023年4月1日にグランドオープンしています！

四季折々の庭園風景が楽しめる庭園付貸切露天風呂は源泉100％かけ流し。天井や壁、平面でも3次元で緑を感じられる新しい温泉旅館をご紹介します。

写真：庭園付貸切露天風呂

世界的庭園デザイナー・石原和幸氏とのコラボレーション

1913年から続けられている、王立園芸協会（RHS）主催のイギリス最古のガーデニング・ショーである「チェルシー・フラワー・ショー」。毎年5月下旬に5日間、ロンドンの高級住宅街チェルシーのロイヤルホスピタルで開催されています。

世界トップクラスの600名のガーデナーが、約1,000種類の植物を使って、それぞれのセンスとアイデアを駆使して造った庭園に披露します。国内外から毎年16万人もの人が訪れるとか。

この「フラワーショー」で、3年連続金賞を受賞したのが、石原和幸氏です。

館内は石原和幸氏プロデュースの庭園付露天風呂や、四季折々の緑や花で溢れており、自然豊かな心を癒す空間で、「緑屋時間」をゆっくりと堪能できます。

写真：大浴場（風の湯）

自慢の温泉

1階奥左側手前に位置する「大浴場 風の湯」や「大浴場 四季の湯」。

窓からは石原和幸プロデュースの庭園も愉しむことができます。100%源泉かけ流しの湯は、湯船だけでなく、シャワーやカランもすべて源泉です（※男女日替わり制）。ph7.3の弱アルカリ性で、サラサラとした肌に優しいお湯です。

そして、一番のウリは、世界⼀の庭園デザイナー・石原和幸プロデュースの庭園を独り占めできる、「貸切庭園付露天風呂」（先着順、予約不要）。四季折々に表情を変える庭園と源泉かけ流しの湯を楽しめ、ここでしか味わえない贅沢な湯となっています。

写真：プレミアムルームの総檜風呂

落ち着いた和モダンな客室

客室は木の温もりあふれる落ち着いた雰囲気の和モダンで統一されています。全室無料Wi-Fiが完備され、自然素材を使ったこだわりの家具を揃えています。

「源泉掛け流し総檜風呂付プレミアムルーム」は、ホテル自慢の源泉掛け流し総檜風呂付の客室。源泉掛け流しの湯を好きなタイミングでゆっくりたっぷりと堪能できます。

写真：ゆったりとしたベッドで心地よい眠りを！

ベッド4台と畳のスペースの広々とした客室は、ファミリーやグループでの宿泊に最適です。

室内には石原和幸氏がプロデュースした庭園や緑を設置。緑溢れる空間で優雅な時間を楽しめます。

写真：客室でもすばらしい庭園が眺められます

58.66平方メートルと広々とした「ファミリールーム」は子供連れやグループでの旅行にオススメです。4台のベッドと広めの洋間スペースにはソファとテーブルがあり、楽しいひと時を過ごせます。

写真：広々としたファミリールーム

体に優しい温泉蒸しの朝食

施設では、「まち」と連携したおもてなしがコンセプトのため、夕食は街に出て、湯村温泉街を楽しんでもらうスタイルになっています。食事持ち込みも可能なため、出前やデリバリー利用も可能です。

ホテルの朝食はフリーイートスペースで、湯村温泉の源泉を活用し地元の食材をふんだんに取り入れた、体に優しい源泉蒸し料理をいただけます（提供時間／8:00～9:30）。日替わりで和風メニューと洋風メニューが提供されます。

写真：洋風メニューの一例。手作り源泉蒸しパンは100％米粉を使用したグルテンフリー。野菜のスープや野菜蒸しなどヘルシーです

写真：和風メニューの一例。温泉卵や茶わん蒸しなど、消化にもよい料理が並びます

ほかにも、地元の名産牛を使った特製カレーや蟹ドリアなどアラカルトメニューもあります。

写真：単品メニューの蟹ドリア

写真：手前はラウンジスペース、奥はフリーイートスペース。木目が生かされた大きなテーブルと緑溢れる空間でリラックスできます

「フリーイートスペース」の「ガーデンカフェ」ではフードメニューやアルコールもあります。地元食材を活かしたメニューが楽しめます（利用時間／7:00～22:00 (LO 21:00)）

また、テレワークや合宿、貸切セミナーなどに適した3つの会議室もあります。

写真：木や緑などに囲まれた会議室。仕事がはかどりそうですね

山陰の名湯・湯村温泉

兵庫県北部但馬地方の新温泉町にある「湯村温泉」。その南部は氷ノ山・後山・那岐山国定公園に指定され、扇ノ山を中心に山岳が連なっています。

今からおよそ1,200年前に、慈覚大師によって発見されたと伝えられている古湯であり、元湯は「荒湯」と呼ばれ、98度の高温泉が毎分470リットルも湧出しています。

写真：湯気がもうもうと立っている荒湯では、温泉卵を茹でる観光客も多い

深いボーリングを必要とせず数メートルの深度で湧出しており、需要量に比べて湧出量の豊富な温泉のため、旅館だけでなく各家庭にも配湯され、湯村の生活に欠かせないものとなっています。

弱アルカリ泉で肌に優しく、湯上り後はさらっとしていつまでも身体の芯からポカポカ、肌はツルツルで、「美人の湯」として知られています。また、飲用利用では、慢性消化器病や慢性便秘などに効果があるといわれています。

写真：温泉の中心を流れる春来川沿いに設けられた「足湯」は天然かけ流し

落ち着いた雰囲気でゆっくりと過ごす旅をしたい方、庭園が好きな方に特にオススメの旅館です。

（まとめ・文：吉川、編集：hotspring727）

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