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【宮城】今年を逃すと次は12年後!横山不動尊の金の胎内秘仏御開帳はGWの11日間だけ【パワースポット】

宮城県登米市にある横山不動尊大徳寺で、御本尊である不動明王坐像の胎内秘仏が今年のGWに御開帳されます。

12年に一度しか観ることのできない貴重なタイミングなんですよ。

横山不動尊は、国の重要文化財に指定されており、日本三大不動尊の一つです。カツラ材の寄木造りで、平安時代時代、弘法大師・空海の作と言われています。

宮城県登米市 横山不動尊大徳寺 不動明王坐像

写真:この不動明王坐像の中に鎮座する金の秘仏が今年2017年にご開帳となる

丈六仏と呼ばれるサイズの仏像で、高さは2.75m、そして重さは何と300㎏!とっても大きい仏様ですね!

仏様の中にいる小さな金の仏様。酉年だけの御開帳

そして今回御開帳になる秘仏は、この大きな不動明王坐像の胎内仏で、金の不動明王像です。

こちらの大きさは一寸八分で約5.5㎝。こちらはかなり小さい仏様です!

伝承によると、この不動明王像は百済国生まれ、それが12世紀中頃にこの地へと渡来したもので、この仏様を祀ったことが横山不動尊大徳寺の起源となっています。この秘仏が御開帳されるのは、酉年のゴールデンウィーク期間の約10日間のみ。

そう、今年の御開帳を逃したら、次に見ることができるのは12年後、2029年になってしまうんです!東京オリンピックもとっくに終わっていますね。

宮城県登米市 横山不動尊大徳寺 秘仏開帳

御開帳の期間は、4月27日から5月7日の11日間となっています。御開帳の時期とゴールデンウィーク重なっているので、普段お勤めの人でも参拝しやすいですね。

実は、この不動明王坐像は2011年の東日本大震災で損傷してしまいましたが、復興事業の一環として2013年から京都で文化財修復作業を行い、2014年に横山不動尊大徳寺に戻ってきました。この大掛かりな修復は、お寺の860余年の歴史上、2回目、330年ぶりの修復でした。

胎内秘仏と不動明王坐像以外にも横山不動尊大徳寺には、貴重な文化財がたくさんあります。不動明王坐像などが祀られている不動堂や仁王門、宮城県指定重要文化財に指定されている青銅五重塔などがありますが、どれも繊細な彫刻が見事ですので、必見ですよ。

宮城県登米市 横山不動尊大徳寺

写真:貴重な文化財なども多い横山不動尊大徳寺

また、境内には樹齢1000年を超える津山杉もあります。根元まで行けるので、触れてみるとパワーをもらえそうですね。

横山不動尊の7㎞ほど南には樹齢500年のカヤの木で造られた浴槽で有名な追分温泉もあります。

12年ぶりに巡ってきた観仏のチャンス、今年のゴールデンウィークは横山不動尊大徳寺に参拝してパワーチャージもいいですね!

横山不動尊 曹洞宗大徳寺

http://www.jade.dti.ne.jp/~fudouson/
宮城県本吉郡津山町横山字本町3
秘仏御開帳期間:2017年4月27日(日)-5月7日(日)
開帳時間:9:00~16:00
拝観料金:500円
TEL:0225-69-2249

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