山形・肘折温泉で「温泉ドクターアドバイス付 湯治プラン」の予約受付がまもまく始まります。
これは「湯治って単なる温泉滞在とどう違うの？」と疑問に思っている人や、「ケガ（や病気）の保養をかねて温泉に行きたいのだけど自分流の入浴方法でいいのかな…」と不安な人、そして、「せっかく温泉に行くならより効果的な入浴をしたい！」という人にぴったりの2泊3日の温泉滞在プランです。
このプランの目玉は、なんといっても温泉についての専門知識を持つ認定温泉医（温泉ドクター）の個別指導が受けられること。
足腰の痛みがつらい、持病がある、病後の療養期である、ケガの後遺症が続いている、最近手術をした、冷え性に悩んでいる…など、それぞれのケースに応じた温泉入浴のアドバイスが受けられるので、安心して温泉を楽しむことができるのがなにより。短い滞在でも効果的な湯治ができます。
写真：一対一で親身なアドバイスが受けられるのがうれしい
もちろん健康維持やアンチエイジングのために現代的な湯治の仕方を知りたいという方にも役立ちますよ。
温泉ドクターアドバイスは、6月、7月、9月、10月の各月に２度ずつ、肘折いでゆ館の温泉療法相談室で開催されるので、旅行日はこの日を含めた2泊3日でセッティング。
宿泊は肘折温泉の旅館のいずれかになり（選択は不可）、朝夕の食事付き。部屋は簡素で、トイレ付き／トイレ無しから選べるというのも湯治気分です。もちろんお値段がリーズナブルなのもうれしいところ。
写真：滞在中は是非、肘折名物の朝市にもでかけたい。旬の野菜や手作りの惣菜がずらりと並ぶ
また、2泊3日では物足りない、もうちょっと、と思う人には3泊4日のプランもあります。一度試しに2泊3日で体験してみて再度チャレンジもいいかもしれません。これだけのんびりできたら心も洗濯できますね。
スケジュールは予約の時に相談できますが、到着日にドクターアドバイスを受けて湯治を開始するのがよいでしょう。
温泉ドクターアドバイスが行われる「肘折いでゆ館」にも、木造と石造りの２つの展望風呂があるので、アドバイスを受けて早速入浴することも可能ですよ。
写真：温泉療養相談が行われる肘折いでゆ館では、最新の肘折観光情報も得られる
肘折温泉の泉質は、ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉。いくつかある源泉ごとに少しずつ湯のニュアンスが異なるので、湯治中に旅館や共同湯を湯巡りしてみるのもいいですね。
（取材・文：まつもとようこ 情報更新：2020年3月 さこ）
写真：肘折温泉いでゆ館の温泉
