藤井聡太七段など若手プロ棋士の登場や人工知能との対決など、将棋が話題になっていますよね。ひふみんこと元プロ棋士の加藤一二三さんをTVで見る日も増え、最近、特に将棋が気になり始めた方も多いのではないでしょうか。将棋初心者も長年の将棋ファンも大注目の宿泊プランが登場しましたよ。
特別宿泊プランがあるのは、将棋駒生産量の大部分を占める山形県天童市にある天童温泉「ほほえみの宿 滝の湯」。長年の将棋ファンは、この宿名を聞いただけでピンとくるかもしれません。登場したのは、なんと将棋の聖地「竜王の間」に宿泊できる特別プランなんです!
「竜王の間」とは、将棋の棋戦「竜王戦」を行う専用客室です。竜王戦は名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。将棋の全8タイトル戦(竜王戦・名人戦・叡王戦・王位戦・王座戦・棋王戦・王将戦・棋聖戦)の中で最高峰の棋戦です。
写真:将棋の棋戦「竜王戦」の舞台に泊まることができる!
七番勝負の勝者は竜王のタイトル称号が与えられ、その「竜王位」は最も古い歴史のある名人位とともにプロ将棋界の頂点とされています。
竜王の間は、
・盤面を写すカメラを直接天井に取り付けられるようになっている
・映像に畳のヘリが映らないようにするため、1.5枚の畳を使用している
・映像で映るところにコンセントがない
・照明器具がレールで移動でき、明るさを調整できる
・丸窓の向こうに影が映り、対局者にあらかじめ人の気配を感じさせ、驚くことなく落ち着いた雰囲気を保つようにしている
など、いたる所に竜王戦に使用するための工夫が施されています。棋士の方々に最大の配慮を施した、まさに将棋のための部屋なんです。ここで数々の名勝負が生まれてきたんですね。純和風の数寄屋造でしっとりと落ち着く気品のある、美しい客室です。そんな竜王の間に宿泊できるなんて…将棋ファンでなくとも泊まってみたい!
写真:この角度、将棋ファンには見覚えがあるはず
プロ棋士が静かな熱戦を繰り広げる竜王の間で将棋を指すなんて…そんな経験なかなかできませんね。
写真:あの棋士の草履も並んだここに自分も……ファンには感無量
夕食は山形牛を使用した和会席料理。温泉たまご作り体験や湯あがりに生ビールサービスなど、滝の湯の心地よいおもてなしも、もちろん堪能できます。
2019年の竜王戦は、第7局12月18日(水)・19日(木)をこの竜王の間で開催する予定。当日は、館内に特設会場を作り大盤解説を行うそうですよ。
気になる方は早めにHPを確認してみてくださいね。
今話題の将棋の聖地でプロ棋士が見る風景を体感してみてください。
なお、他の客室に泊まった人でも、その日に「竜王の間」に宿泊しているお客さんがいなければ見学できるそうです。希望する場合はフロントにて確認してくださいね。
(まとめ・文:ゆきさね 情報更新:2019年9月 Ai)
写真:戦いが行われていない部屋は落ち着いたたたずまい
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