平戸・世界遺産候補地を巡る 定期観光バス※終了※
https://www.nagasaki-tabinet.com/tour/63084/このバスは終了しました
問合せ:平戸市役所観光課
TEL:0950-22-4111(平日午前8時30分~午後5時15分)
ホテル料金比較『トリバゴ』で近くのホテルを調べる
この定期観光バスは終了しました。
以下は2019年度までの記事です
世界遺産「平戸の聖地と集落」や平戸の見どころを、地元ガイドの案内で巡る定期観光バスが登場しました。平戸市民は無料、そうでない人でも1,020円で乗車できます。路線バスがないような場所や絶景スポット・生月島にも渡るので、車がない人には大注目ですよ!
2017年、福岡県宗像市の「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 がユネスコ世界遺産に登録されたニュースは記憶に新しいと思います。
文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産。熊本と長崎にまたがるキリスト教信仰の痕跡を残す集落や教会など12ヵ所が、世界遺産となっています。なんと平戸市にはこのうちの2つの文化遺産があります。
その世界遺産「平戸の聖地と集落」や平戸の見どころを、地元ガイドの案内で巡るのが今回の定期観光バスです。
まず中江ノ島。平戸の沖合にある全長約400mの無人島で、キリスト教が禁止されていた江戸時代にキリシタンの処刑場となっていたことから、かくれキリシタンの聖地となりました。切り立った断崖に囲まれていて、人を寄せ付けない雰囲気があります。上陸が規制されているため、車窓よりの観光となります。
そして、春日集落。現在でも人が住むかくれキリシタンの末裔の集落です。見どころはなんといっても棚田!標高530mの安満岳の中腹から谷間をうねるように海の近くまで続く様子は圧巻です。整った石垣も美しい!平戸観光協会によると、国の重要文化的景観に選定されているそうですよ。こちらではバスを降りて20分程度の散策が予定されています。
乗降車場所はホテル蘭風及び平戸港交流広場。乗車時と降車場所が違っていてもOKです。なお、ホテル蘭風では温泉の日帰り入浴もできますよ(バス料金には含まれません)。
同乗のガイドを務めるのは「平戸ウェルカムガイド」の方々。道中、平戸の歴史や文化・自然・観光情報まで、楽しく興味深い色々な話が聞けそうですね。
そして、平戸市街地から西へ、全長960m・絶景の生月大橋を通って生月島へ。ここでは希望者のみになりますが生月町博物館「島の館」へ案内。別途入館料が大人400円(高校生200円・子供無料)必要ですが、一般価格が520円なので約2割もお得!20分程滞在予定です。
捕鯨をはじめとする漁業と、かくれキリシタンと、風光明媚な景色の生月島の歴史がわかりやすく紹介されています。この機会にぜひ見てみて下さい。なお、入館希望者がいなくても生月島へは渡るので、最果ての絶景に出会えます。
ちょっとコアでディープな平戸の旅を巡ってみませんか?
(まとめ・文:えこぴ 更新:すてぃーぶん 記事確認2019年11月)