青森県・弘前市の弘前公園では、みちのく五大雪まつりの一つ、「弘前城雪燈籠まつり」が2023年2月9日(木)から2月12日(日)まで開催されます。今年で47回目の開催となるまつりは、雪の白さを背景に、伝統的な雪燈籠、そして日没後にはライトアップの色鮮やかな光で照らし出された弘前城をメインとした冬ならではの美しさに出会えるまつりです。
写真:白銀の世界に映える、ねぶた絵の色鮮やかな雪灯籠
「第47回弘前城雪燈籠まつり」は、桜の名所として人気の弘前城がある弘前公園で行われます。1977(昭和52)年に始まったこのイベントは、「長くて辛い、北国・弘前の冬を楽しく演出しよう」と市民手づくりで行われています。
雪のイベントは、地元の方々が「やっかいな雪を好きになろう!家に閉じこもってないで外に出よう!」という気持ちで開催するようになったものが多いんですね。
47回目ともなると、弘前の冬の風物詩。毎年このイベントを楽しみにしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
写真:夕闇に浮かび上がる弘前城の勇壮な姿
名称にもなっている「雪燈籠」や大小様々な雪像は、会場の弘前公園内に約150基作られます。また、本丸から岩木山に向かって望む蓮池の周りには、ローソクを灯したミニカマクラが約300基が並び、幻想的な世界が広がります。
メイン会場の四の丸には、歴史的建造物などをかたどった大雪像や大きな滑り台も作られ、雪を楽しむたくさんのイベントが行なわれる予定です。
弘前の四季やまつりをテーマに、大雪像をスクリーンにして行われるプロジェクションマッピングは弘前の四季やまつりをテーマにしており、雪像がカラフルに染まりかなりの見応えがあります。
写真:スケールの大きな雪像は、見るものを圧倒!/写真は2017年の「旧弘前市立図書館」の雪像
今年の大雪像の題材は、北海道函館市にある旧函館区公会堂。これは、弘前市と北海道函館市は交流が深く、2022年8月1日に函館市が市政施行100周年を迎えたことからだそうです。
投影時間は毎日8回程度、投影時間の詳細は現在調整中で、決まり次第下記のホームページで案内されるそうです。
写真:津軽錦絵大回廊
また、弘前公園内二の丸遊園地前通路では「津軽錦絵大回廊」と題して、弘前ねぷたまつりに出陣したねぷたの鏡絵や見送り絵などを再利用した津軽錦絵の回廊が出現し、冬の弘前を華やかに彩ります。
写真:津軽錦絵大回廊
北の郭会場では、まつり期間中毎日、りんごの木箱と「YOAKEnoAKARI」のキャンドルがコラボ!キャンドルの灯りのゆらめきが素敵な世界を創り出します。
キャンドルコラボの開催時間は17:00~21:00(最終日12日は20:00まで)。揺らめくキャンドルの灯りを見ていると、寒い冬でもほっこりと癒されそうですね。
写真:屋根の雪が日の光に輝く、昼間の弘前城も必見
弘前の市内外にはバラエティに富んだ温泉もたくさんあるので、温泉宿に宿泊して弘前観光を満喫するのも良いですね。寒い弘前の冬をあたたかく照らす「弘前城雪燈籠まつり」、雪国ならではの雪と光の世界を楽しみたいですね。
(まとめ・文:ゆきさね、情報更新・編集:hotspring727 2023年1月)
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