青森県十和田市の奥入瀬渓流では、この冬も「冬の奥入瀬ネイチャーガイドツアー」を開催します。2022年12月17日から2023年2月26日までの土日祝日のみ(1/1〜1/3除く)の開催です。冬の奥入瀬渓流を楽しむ格好の機会ですよ。
写真:雲井の滝(くもいのたき)の氷瀑
奥入瀬渓流は、青森県十和田市にある十和田湖東岸の子ノ口(ねのくち)から続く奥入瀬川の渓流です。十和田八幡平国立公園に属し、国指定の特別名勝及び天然記念物に指定されています。
奥入瀬渓流沿いには14本の滝が点在しており、「瀑布街道」とも呼ばれているんですよ。
新緑や紅葉の季節にはメディアにもよく取り上げられており、有名観光スポットですよね。行ったことがある方も多いのではないでしょうか?
写真:雲井の滝の見事な氷瀑
風光明媚な奥入瀬渓流ですが、冬になるとさすがは北国・青森。深い雪に閉ざされます。もちろん滝も寒さで凍りついてしまいます。その厳しい寒さで氷結した滝のことを「氷瀑」と言います。
写真:千筋の滝(せんすじのたき)の氷瀑
14本もの滝がある奥入瀬渓流では大小様々な形の氷瀑があるんですよ。
そんな奥入瀬渓流の氷瀑を堪能できるのが、「冬の奥入瀬ネイチャーガイドツアー」です。こちらのツアーはガイドの解説を受けながら、専用バスで奥入瀬渓流の自然景観美を楽しむことができます。
冬季の奥入瀬渓流は、しずくが凍ってできたつららが次第に大きく成長して氷柱となっており、太陽光により美しいブルーに輝く冬ならではの景色が広がります。
写真:銚子大滝(ちょうしおおたき)の氷瀑
写真:馬門岩(まかどいわ)の氷柱(ひょうちゅう)
バスの乗降場所も複数あり、自分のスケジュールに合わせて選べるのが嬉しいですね。
ツアーは事前予約制となっており、十和田市の中心部などから参加できます。
ツアーは最長で12:30〜17:30ほどとなっています。詳細は奥入瀬渓流氷瀑ツアーHPで確認をお願いします。
また、十和田湖発着の「冬の奥入瀬氷瀑ナイトツアー」も開催されます。ガイドの解説を受けながら、ライトアップされた夜の奥入瀬渓流を楽しめるツアーです。昼間とは一味違う、キーンと凍てつく奥入瀬渓流を堪能できますよ。
写真:双白髪の滝(ともしらがのたき)の氷瀑
こちらは12月16日から2月27日までの金〜月曜日と祝日の開催となっており、昼のツアーと同一で、事前の予約が必要となります。
冬、しかも夜の奥入瀬渓流なんて、訪れる機会が少なそうです。これはレアな機会かもしれませんよ。
奥入瀬渓流の入り口に当たる焼山には十和田湖温泉郷もあるので、温泉に宿泊してツアーに参加するのも良さそうですね。
寒い寒いと家に籠っていないで、寒いからこそできるアクティビティを奥入瀬渓流で楽しみませんか?
(情報更新:hotspring727 2022年12月)
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