滋賀県湖南市にある市観光協会が運営する温泉施設「十二坊温泉ゆらら」が、2018年4月にリニューアルオープン。岩盤浴や体験工房が新たに登場し、ますます楽しい施設になりました。
オートキャンプ場の利用者は、温泉と温泉プールが利用日当日、なんと入り放題!周辺には観光名所もたくさんあり、アウトドア派必見ですよ。
「十二坊温泉ゆらら」は、滋賀県の南部に位置する湖南市にある日帰り温泉施設。滋賀県って日帰り温泉施設があまり多くないんです。日帰り温泉は、県内ではかなり貴重な存在です。
「十二坊温泉ゆらら」は、温泉・温泉プールをはじめオートキャンプ場、フィットネス施設、整体&エステまである複合施設なんですよ。
そんな十二坊温泉ゆららが、2018年4月にリニューアルオープンしました。
新たに登場したのは、温泉の4つの湯船と岩盤浴施設、そして体験工房です。以前よりもゆったりと寛ぎ、楽しむことができる空間に生まれ変わったんですよ。
十二坊温泉の泉質は単純弱放射能温泉。弱アルカリ性の温泉は、優しい湯あたりでお肌がすべすべになりますよ。
趣の異なる「修験の湯」と「百伝の湯」があり、今回のリニューアルでは「百伝の湯」にヒノキの露天風呂と壺風呂が新たに登場。源泉掛け流しの温泉を楽しむことができます。
「百伝の湯」の浴室からの眺望は一押し。特に露天風呂からの眺めは自然のパワースポットで必見ですよ。
「修験の湯」と「百伝の湯」は、男湯と女湯が毎日入れ替わるので、ご注意を。
新登場の岩盤浴は、天然鉱石「麦飯石」と「ゲルマニウム鉱石」を使用したものの2種類。岩盤の上に横たわるとサラサラの汗がたっぷり。利用後は体も気分もスッキリしますよ。
「十二坊温泉ゆらら」の特徴は、オートキャンプ場が併設されている点。このオートキャンプ場はオールシーズン利用できます。冬は雪が降る日もあるので、体験チャンスが少ない雪が降る中のキャンプも、楽しめるかもしれません。
積雪量などの気象状況により、周辺道路が閉鎖される場合もあるようなので、冬に行ってみようと考えている場合は、当日の天気と施設への確認をオススメします。
オートキャンプ場と「十二坊温泉ゆらら」の距離は、まさに目と鼻の先。キャンプをしながら温泉も楽しめちゃうなんて、便利!
しかも、オートキャンプ場利用者は別途料金が必要ですが、キャンプ宿泊当日は温泉とプールが入り放題になるんです!
ちょっと汗をかいたからちょっと温泉に入ってくる!と気軽に利用できるのは、キャンパーにとってはありがたいサービスですね。温泉の利用時間も22時までと比較的遅い時間まで入浴が可能なので、夜はじっくりと温泉で温まり、疲れを癒すことももちろん可能ですよ。
「十二坊温泉ゆらら」の周辺には、観光スポットもたくさんあります。善水寺・常楽寺・長寿寺からなる国宝「湖南三山」は、紅葉シーズンはもちろんのこと、新緑の青もみじも目に鮮やかでオススメです。
三雲城は、司馬遼太郎が書いた「風神の門」の物語中で忍者猿飛佐助(サスケ)が若かりし頃に忍術を稽古した地とされています。山城である三雲城跡は「強者どもが夢の跡」といった風景が広がっていますが、歴史や物語に思いを馳せながらのハイキングにぴったりです。
「十二坊温泉ゆらら」には、湖南市の観光情報発信拠点「こにゃんプラザ」があり、湖南市や周辺の観光情報を入手することができます。オススメの観光ルートや隠れスポットなども教えてくれるかも?
また、レストランでは地元産豚や近江米を使用したメニューも豊富に揃っています。テイクアウトもできるので、キャンプで料理を失敗しても大丈夫!!?
お土産も取り扱う売店「こなんマルシェ」では、湖南市の特産品もあります。オススメは、湖国に100年以上前から伝わる伝統野菜「弥平とうがらし」を使用した調味料など。他ではお目にかかれないものがたくさんありますよ。
今回新設された体験工房では、地元伝統工芸「近江下田焼」の作陶・絵付け体験なども開催しています。開催日は不定期なので、日程は要確認です。
いろんな楽しいものがたくさん詰まった「十二坊温泉ゆらら」は、誰と行っても楽しめること間違いなし。
キャンプをしつつ、温泉も満喫して快適なアウトドア観光を楽しんじゃいましよう!
(まとめ・文:ゆきさね)
http://www.12-yurara.jp/
所在地 滋賀県湖南市岩根678-28 十二坊の森内 GoogleMAP
TEL:0748-72-8211
●温泉日帰り利用
利用時間:10:00〜22:00※最終受付21:20
入浴料:
大人:600円 子供:300円
●岩盤浴
利用時間:11:00〜20:00※最終受付19:00
利用料:
500円(岩盤浴着代・大判タオルレンタル代含む)
岩盤浴のみの利用不可