京都府北部、宮津湾にある「天橋立」は日本三景のひとつ、天に架かる橋のように見える絶景として知られていますよね。その天橋立が毎年、7月から9月にかけてライトアップされるイベントが京都の夏の風物詩になっています！
写真：砂浜がブルーに浮かび上がる天橋立の幻想的なライトアップ
天橋立は全長約3.6kmの砂嘴（さし）でできた砂浜。宮津湾を北から南へ繋いでいます。約8000本もの松が茂っているとても珍しい地形だそうです。
天にかかる橋のように見える、展望所からの眺めが有名ですよね。でもそれだけではなく、天橋立の中を歩いて渡ることもできるのもご存知でしたか？
散策したり、レンタサイクルで渡ってみたり、夏には海水浴と、様々な楽しみ方があるんですね。
写真：一度は訪れたい！日本三景天橋立
7/11～9/30の間の毎晩、この天橋立が幻想的な光で包まれるライトアップが行われます。
松のトンネルもライトアップされ、色彩が変化する砂浜はとても神秘的！ふだんとは違った姿の天橋立が見られそうですね。
ただ、天橋立まち灯り事業の一部である街中灯りの天橋立まち灯りぶらり散策、ならびに天橋立ビーチサイドBAR「Les Pins」はコロナウイルス感染拡大防止の十分な対策が取れないことなどのリスクを総合的に勘案し、また参加者の安全を第一に考え中止となりました。
※以下は、昨年の一写真になります
写真：2日間限定で砂浜にBARが出現！
※新型コロナウイルス感染拡大防止等のため、宮津燈籠流し花火大会は中止となりました
※以下は、一昨年の記事になります
そして毎年、宮津で行われている宮津燈籠流し花火大会も、この期間中に行われます！今年2018年は8月16日（木）の予定です。
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【温泉地の花火 * 8/16】天橋立をバックに燈籠＆花火の競演。世界で最も美しい湾クラブ加盟の京都・宮津湾にあがる花火●宮津燈籠流し花火大会【京都】
宮津燈籠流し花火大会は宮津の伝統ある夏のイベントで、1万あまりの灯篭が宮津湾に浮かび、色鮮やかな花火が夜空を彩ります。こちらの打ち上げ会場は天橋立からは少し離れていますが、天橋立海水浴場付近からも花火が小さく見えるため、穴場スポットとなっているようです。
混雑する会場付近ではなく、遠くから花火を眺めてみるのもよさそう。この日に合わせて訪れるのもいいかもしれませんね！
期間中には「天橋立まち灯り」というイベントも行われています。天橋立駅から天橋立松林までの街並みが和の傘アカリや行燈で華やかに彩られます。
イベント開催日には、夜間営業しているお店もあり、ゆっくり散策を楽しめますよ。
天橋立の見どころのひとつ、知恩寺の山門もライトアップされ、ライブイベントなども開催されます。
知恩寺は「三人寄れば文殊の智恵 」でもおなじみ、知恵を授ける菩薩様をお祀りしたお寺。文化財にも登録されている、堂々とした山門ライトアップは必見です。
写真：浴衣で散策したくなる！和の灯りに彩られる街並み
さらに天橋立運河のナイトクルーズもおすすめ！ 天橋立桟橋を出発し、水中ライトアップされた運河を通り抜けます。クルージングで通る廻旋橋は天橋立と陸地をつなぐ橋で、船が通るときに90度回転する様が観光客の目を楽しませてくれます。ナイトクルーズでも橋は回転するので楽しみですね。
最近では色々なイルミネーションがありますが、水中ライトアップって珍しいですよね！また、船からみる天橋立ライトアップも素敵です。幻想的な夜のクルージングを楽しんでくださいね。
さて、夏のイベント目白押しな天橋立エリアですが、歩き疲れたら温泉で一休みするのもおすすめ。宮津市内唯一の外湯「智恵の湯」は、天橋立駅のすぐ隣という便利な立地。帰りに汗をながしてさっぱりしたいですね！
露天風呂や手足湯、つぼ湯と行ったユニークな浴槽もあります。ぜひ観光ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
写真：文殊の町の「知恵の湯」の露天風呂でひと休み
天橋立は遠くからその絶景を楽しむ場所だと思っている人も、ライトアップされた砂浜を歩いたり、周辺の街並みを観光したり、この機会に新しい天橋立の魅力を発見してみてくださいね！
（まとめ・文：mashiro 情報確認：hotspring727 20207月）
