本格的な夏、海辺で食べるソフトクリームも最高ですよね。今回は、南伊豆町ジオパークビジターセンターでちょっと話題のソフトクリームについて、ご紹介します!
写真:温泉地ならではのソフトクリームが南伊豆にある!
南伊豆町ジオパークビジターセンター名物!塩をかけて食べるソフトクリーム
伊豆半島の最南端伊豆町、そのさらに一番南に、岬の絶景と夕日の展望ができる「南伊豆町ジオパークビジターセンター」があります。
海岸に様々な観光スポットがあるこの場所で販売されている、ソフトクリームが他とはちょっとちがうと話題なんです。
クリーミーで自然な甘さのソフトクリームになんと塩をふりかけながら食べるのだそうです。
意外な組み合わせがウケて、発売から大人気!塩味が加わることによって、さらにソフトクリームの甘さが増し、とても濃厚な味わいを楽しめるのだとか。
ジオパークで食べる温泉塩のジオソフト!?
写真:塩をお好みでふりかけながら食べるジオソフト
このソフトクリームにかけられる塩も、実はこの南伊豆産のもの。塩分濃度が高い、南伊豆の下賀茂温泉で取れる天然塩なんです。
下賀茂温泉は海抜より低い、「ナトリウム・カルシウム塩化物泉」という温泉で、汲み上げた源泉を煮詰めて、温泉塩が作られています。旅館では温泉塩の試食もできるそうですよ。
この地元の特産を使ったのがジオ(塩)ソフト!夏場は塩分やミネラルも補給できて一石二鳥かも。
塩だけでなく、ソフトクリームやサクサクのコーン部分にもこだわって作られた一品、ぜひ現地で食べてみたい味ですね!
さぁ勇気を出して「替えソフトお願いします!」
塩かげんを調整しつつ、「もう一つ食べたいなぁ!」となるのがジオソフト。でも大丈夫、「替えソフト」制度があるのです!ラーメンの替え玉のように、ソフトクリームをお代わりできるのが「替えソフト」です。
まずはジオソフトを購入、そして食べ終わったら200円を追加して、ソフトクリームのお代わりが可能。スタッフに替えソフトを追加でお願いしちゃいましょう。
ただし、この時にコーンが80%以上残っていることが前提なので、美味しくてついサクサクとコーンまで食べ切ってしまわないよう、気をつけてくださいね!
現在、約3割の人が替えソフトしているそうです!今年の夏はかなり暑い日が続いているので、これからもっと増えるかもしれませんね。
ソフトクリームって暑い日にはどんどん溶けてしまうので、上からパクパクと食べるのがうまく食べるコツだそうですよ。
南伊豆ジオめぐり。海と自然を満喫しよう
写真:キラキラした海を見下ろす、石廊崎の灯台(写真提供:静岡県観光協会)
ユネスコが推し進めている「ジオパーク」という仕組みを導入して環境を保護しながら観光地としての開発が進められている伊豆半島。
南伊豆では透明度バツグンの海岸や、高さ100mにもなる断崖など、ダイナミックな自然を体感することができます。
伊豆半島最南端の岬、石廊崎からは、駿河湾、相模湾、太平洋を一望。
「日本の灯台50選」に選ばれた「石廊崎灯台」もあり、解放日には踊り場部分まで登ることができますよ。また、岬を海からも楽しめる遊覧船も運行されています。海から灯台を見上げる「石廊崎灯台」や、海底が見えるほど美しい奥石廊崎(ヒリゾ海岸)をめぐります。
運賃は大人1400円、小人700円。1周25分のクルージングで毎日運行。
海水の透明度の高さに驚くヒリゾ海岸や、岩場をめぐる遊覧船からみるダイナミックな光景は、伊豆にこんなところがあったんだ!と驚嘆の声が上がるほどだそうです。
まとめ
南伊豆へは、伊豆急行線の終点、伊豆急下田駅からバスで約20分で到着します。
本州最南端の岬から眺める太平洋、思いっきり開放感に浸れそうですね!地球の丸さを実感できるかも。太平洋からの潮風に吹かれながらのジオソフト、何度でも替えソフトしたくなっちゃいそうです!
(まとめ・文:mashiro)