地震の影響のため、休業していた新千歳空港温泉が11月1日にいよいよ営業再開します!これで新千歳空港のすべての商業施設が完全復旧することになりました。
今回は空にいちばん近い温泉郷、新千歳空港温泉についてご紹介します!
空港の中にある温泉郷とは?
写真:新千歳空港の中にある温泉郷。まさに温泉旅館の佇まい
新千歳空港温泉は、国内線ターミナルビルの4階にあります。4階フロアにある、温泉旅館のような和の佇まいの入り口を入ればそこはまさに温泉郷!
写真:ロビーに一歩入れば、すっかり温泉気分でくつろげそう
お湯は、保温効果のある「熱の湯」と呼ばれる温泉で、塩分を含むナトリウム塩化物泉。色は薄い茶色で弱アルカリ性、美肌効果もあるとか。なんと、千歳市の源泉から毎日お湯を運んでいるそうです。空港にあると言っても、本格的な温泉に入れるんですね!
温泉のフロアは4階、中4階、5階と3つに別れていて、内風呂や露天風呂、サウナ、岩盤浴まであってとても充実しています。空港の中に、広々とした和風の露天風呂まであるとは!
写真:空港の中ということも忘れてしまいそうな風情ある露天風呂
露天風呂に面したガラス張りの内風呂も、開放感があってのんびりできそう。
写真:源泉から毎日運ばれるお湯は美肌効果もある
温泉の化粧台にはクレンジング、化粧水、乳液などの女性に嬉しいアメニティが揃っていて、手ぶらで来てもしっかりお手入れできちゃいますね。
温められた岩盤の上に寝そべる岩盤浴の部屋もあります。岩盤浴の利用料金は700円、営業時間は11:00~25:00まで。
開放感のあるフローリングのホールで自由に楽しめる麦飯石、神秘的な空間でリラックスできる翡翠房「碧」、より発汗にこだわった岩盤浴「橙」、森林浴をイメージした森林坊「翠」。バラエティ豊かな4種類のすべての部屋で楽しめますよ。
旅の疲れを癒すサービスもいろいろ
そのほか、リフレ関連の設備も充実しています。
疲れをほぐすボディケア、オイルを使ったタイ式アロマトリートメント、タイ古式セラピー、中国式足裏健康法、あかすりまで!
リーズナブルに体験できるお試しボディケアコースや本格エステのコースまで、ここに来ればあらゆるボディケアを体験できそうですね。
新千歳空港温泉は宿泊もできる!
新千歳空港温泉は、日帰り入浴だけではなく、宿泊もできるのです。
洋室ツインは朝食無料サービス付きで2名1室で一人5000円、1名で宿泊する場合は7000円となります。リーズナブルですね。
17時からチェックインするまでは、館内の温泉施設も自由に使えるのが嬉しいですね。
北海道のご当地グルメも充実!
写真:麺類や丼もの、スイーツまでのんびり食事を楽しめる憩い処
食事処も多彩なメニューが揃っっています。北海道ならではのジンギスカン定食・数量限定(1300円)、海鮮丼(1300円)をはじめ、和食や中華、夜食用のラーメンまで!夜食はラストオーダーが翌2:30です。
夜中にちょっと小腹が空いたからラーメン、なんて贅沢が空港でできちゃうんですね!畳敷の「憩い処」、仕切りのある個室タイプの「お食事処」があります。
午前5時からの朝風呂入浴や、深夜入浴も
朝5時から早朝露天風呂のサービスも。朝風呂の最終受付は7:30までです。大人800円、子供400円で入浴ができます。プラス400円で浴衣セットもあり、その場合はリラックスルームも利用できます。リラックスルームには、女性専用のスペースも。温泉で体をほぐした後、飛行機の出発までゆっくり休憩できるのが嬉しいですね。
深夜1時以降からの入館は、マル得セット入館料(1500円)+深夜料金(大人1500円)を支払って利用可能。深夜料金の場合は、パン、ごはん、みそしる、スープ、サラダ、おかず数点などの朝食が無料でついていますよ。コーヒーやお茶もセルフサービスで利用できます。
まとめ
空港内のお風呂といっても本物の「温泉郷」ですね。ギリギリまで北海道を観光して、翌日の早朝便で帰る場合、朝風呂に浸かってフライトまでリラックスルームでのんびりするのもよさそう。旅のラストに疲れをしっかり落として、飛び立つことができますね。
(まとめ・文:mashiro 情報更新:2019年9月)