野沢温泉たけのこまつり
http://nozawakanko.jp/takenoko/#trekking※新型コロナウィルスの影響により、2020年の開催は中止となりました。
期間:2019年6月7日(金)~16日(日)
所在地:長野県下高井郡野沢温泉村 893-102 GoogleMAP
問合せ:野沢温泉観光協会
TEL:0269-85-3155
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※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、今年の開催は中止となりました。
長野県の野沢温泉村では、2019年6月7日(金)から16日(日)まで、「野沢温泉たけのこまつり」が開催されます!
地元の人たちも楽しみにしているこのイベント、気候も暖かく過ごしくなった温泉街の路地裏のたけのこ屋台村では、旬のとれたてたけのこをさまざまなメニューで楽しめますよ。
たけのこの炊き込みご飯、春の楽しみのひとつですよね!通常、たけのこというと、ずっしりとした厚みのあるものを思い浮かべると思いますが、これは孟宗竹と言われる種類のもの。
野沢温泉では、たけのこと言えば「根曲り竹」のたけのこなんです。根曲り竹は北日本が主な産地で、普通のたけのこに比べて細く、太さは1~2cmほど。アクが少なく、とても歯ごたえがいいのが特徴です。
香りがよく甘みがあり、生のままでもかじれるほどえぐみが少ない根曲り竹。雪の多い地域で、芽を出し始めた時に雪の重みで根元が曲がっているものが多いところから名付けられたそうです。
この時期しか食べられない根曲り竹は、野沢温泉でも大人気の山菜の一つ。
根曲りたけのこを使った信越地方の郷土料理に、缶詰のサバの水煮を使った味噌仕立ての「たけのこ汁」があります。歯ごたえのいい根曲り竹とサバの組み合わせ、美味しそうですよね!
他にも、採れたてのたけのこを素焼きして味噌や醤油などをつけて食べたり、天ぷらにしたりとさまざまな食べ方で楽しまれているようです。
たけのこまつり期間中は、18:00から20:30までさまざまなたけのこを使ったメニューが楽しめる「たけのこ屋台村」がオープンします。
場所は野沢温泉にいくつかある外湯の一つ「河原湯」の裏。この屋台村、毎年かなり賑わっているようですよ。採れたばかりのたけのこを使った料理の屋台が並び、テーブルで食べられるようになっています。
メニューは定番のたけのこ汁や、たけのこごはんなどどれも見逃せないものばかり!「たけのこ汁」や、ネギの代わりにたけのこを使った「たけ間焼き鳥」が人気だそうです。美味しそうですね!この季節だけだと思うとついよくばってしまいそうです。
現金でも購入できますが、便利なたけのこクーポンもおすすめ。これは1000円で11枚綴りの100円クーポンがついていて100円お得になるというもの。会場で販売されています。せっかくならいくつかのメニューを食べてみたい!という場合はクーポンですね。
温泉街で旬のおいしいたけのこをたっぷり味わえる屋台村。ついついビールも進んでしまいそうですね。
そして歴史ある野沢温泉のお湯も。
野沢温泉街には、たけのこ屋台村が開かれている河原湯を含めて、13の外湯があります。江戸時代から続く湯仲間という制度によって守られてきた、地元の人たちにも利用されている共同浴場です。100%掛け流しの温泉が贅沢に使われたお湯の温度はかなり熱め。
どこも年中無休で無料で解放されていますが、各外湯に賽銭箱が置かれているのでお賽銭をぜひどうぞ。タオルなどは持参が必要です。
それぞれ泉質も違うので、湯めぐりも楽しめそう。歴史ある温泉を楽しんでくださいね。
料理されたたけのこを食べるだけでなく、自分で採ってみたい!という人には、「山の恵み狩り体験」という体験ツアーがおすすめです。
たけのこまつりの期間中は、6月8日(土)、9日(日)、15日(土)、16日(日)に行われ、地元のガイドの案内とともに高原を散策しながら春の山菜を探すというもの。たけのこだけでなく、春の山は山菜の宝庫!採取したものは持ち帰ることができるんです。
こちらは開催日10日前までに野沢温泉観光協会まで申し込みが必要です。料金は昼食付きで5000円、時間は9:00~12:30。当日は9:00に野沢温泉観光案内所に集合となります。詳細は下記の観光協会のHPを参照してみてくださいね。
そして5月2日から10月までの毎週日曜日、野沢温泉大湯通りで6:00~7:30まで朝市も開催されています。野沢温泉名物の野沢菜漬を始め、さまざまな新鮮な野菜、山菜、きのこなどを買うことができますよ。
野沢温泉の朝市については以前、おんせんニュースでも詳しく紹介しています。
https://onsennews.com/news170812_nozawa_asaichi/
もちろん、たけのこのシーズンには根曲り竹の竹の子も市場に並びます!屋台で食べた春の味覚、根曲りたけのこを旅のおみやげに。ぜひ新鮮なうちにお味噌汁や焼きたけのこにして食べてみてくださいね。
(まとめ・文:mashiro)