大内宿雪まつり
http://ouchi-juku.com/detail/622/index.html開催日時:2023年2月5日(日)~2月11日(土)
ライトアップ時間:17:00~20:00
会場:下郷町町並み展示館前
福島県南会津郡下郷町大字大内字山本8 GoogleMAP
問合せ:下郷町役場商工観光係
TEL:0241-69-1144
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【インスタ映えする東北雪イベント】福島県下郷町の大内宿では、江戸の雪景色を彷彿とさせる「大内宿雪まつり」が、2月5日〜11日の7日間開催されます。江戸宿場にこんもりと積もった雪景色は、大内宿ならでは。冬の東北を満喫できますよ。
「大内宿雪まつり」は、今回で37回目。
「雪」ってどんなイメージを持っていますか? 雪が滅多に降らない地域の皆さんは「綺麗」、「降るとワクワクする」というポジティブなイメージを持っているかもしれません。
でも、雪国に長年住んでいる人にとっては、「厄介なもの」「生活に支障をきたすもの」という思いを持っている人も多いんですよ。
この雪まつりは、降り積もり続ける雪に対するネガティブなイメージを変えよう!寒いと家に籠ってないで外に出よう!……と始まった「雪を楽しむ」ために、地域の人々が力を合わせて作り上げてきたおまつりなんです。
現在では県内外からの観光客も増えているそうです。
大内宿は、会津城下と下野国(栃木県日光市今市)を結ぶ道のりの中で会津城下から3番目の宿駅として1640年ごろに整備された宿場町です。
参勤交代や他の藩との交流に頻繁に利用された重要な道でした。伊達政宗の小田原参陣、豊臣秀吉の奥羽仕置にも利用されたという記録もあるんですよ。
茅葺き屋根の建物が立ち並び、江戸時代にタイムスリップしたかのような風景が広がります。
特に冬の大内宿は、しんしんと降り積もる雪が茅葺き屋根にこんもりと積もり、江戸時代の冬の町並みを彷彿とさせてくれますよ。
「雪まつり」では例年様々な催し物が行われますが、今年はコロナ渦ということもあり雪像と雪灯籠のライトアップが行われ、『大内宿の雪景色』をメインに開催されます。
雪まつりの最終日である11日に執り行われる神事「御神火載火」は、高倉神社の祭壇から御神火を頂き、下帯姿の男性たちが宿場内に建てられた雪灯籠に、一つひとつ火を入れて廻っていく行事です。
また11日には、18時頃から花火が打ち上げられる予定で、雪と花火のコラボレーションを楽しめます。
大内宿の有名なご当地グルメといえば「ねぎ蕎麦」。
テレビなどで見たことがある人も多いのではないでしょうか?1本の長ねぎでおそばを食べるユニークなご当地グルメですよね。会場で食べることができるので、ぜひ食べて見てくださいね。うまく食べることができるでしょうか?
また、お米を半殺しにして丸めて串に刺し「じゅうねんみそ」と呼ばれるえごま味噌を塗って囲炉裏で焼いた「しんごろう」もオススメですよ。香ばしい匂いが食欲をそそりそうですね。
大内宿から車で約20分ほどでたどり着くのが「湯野上温泉」です。奈良時代に発見された秘湯の泉質はアルカリ単純泉で体の芯から温めてくれますよ。
旅館や民宿など、こちらも大内宿同様に風情のある宿がバラエティ豊かに揃っていますよ。湯野上温泉に宿泊して、大内宿を楽しむのもいいですね。
なお、雪まつり会場は非常に混雑します。特に11日に開催される花火の時間帯は車の渋滞が予想されます。
日中から大内宿でいろんな催し物を楽しむのが断然オススメですよ!江戸時代の雪景色を、「大内宿雪まつり」で楽しんじゃいましょう。
(記事更新・編集:hotspring727、2023年1月)