2016年にオープンし、琵琶湖を見下ろす絶景スポットとして一躍話題となったびわ湖テラス。2018年にはメインのテラスエリアを大幅に拡張し、新施設・インフィニティラウンジが完成しました。
写真:天空の最新施設、インフィニティラウンジ
天空の山岳リゾート・びわ湖テラスとは?
日本最大の湖、琵琶湖。東京ドームの1434個分の広大な湖を、上空から眺めることができる場所。それがびわ湖テラスです。
びわ湖テラスは関西で長年愛されているスキー場、びわ湖バレイの標高1,100mの山頂エリアに、2016年にオープンしました。
冬場はスキー場として使われているので、テラスの営業は毎年4月から11月までとなっていましたが、2018-2019ウインターシーズンからびわ湖テラスThe Mainの一部デッキ部分に融雪マットが敷かれ、一年を通してびわ湖テラスを楽しめるようになりました。
まずロープウェイで山頂へ上がると、広がっているのが「The Main」。
ウッドテラスが階段状に設置されていて、ここからは琵琶湖全体の約8割を見渡すことができるのだとか。
写真:琵琶湖を見下ろすテラスからの絶景はインスタ映え間違いなし(グランドテラスからの景色)
1,100mってかなりの高さですよね。またそこから見ても約8割ですから、琵琶湖全体の広さがわかります。もともとスキー場のみだった頃から、この絶景がひそかに評判だったため、年間を通してこの景色を楽しめるようにしたいということでびわ湖テラスがオープンすることになったそうです。
弧状のウッドテラスから最高のパノラマを……インフィニティラウンジがオープン
この最高の眺めを得られる、ウッドテラスが2018年に大幅に拡張され、もとのグランドテラスに加えて新エリアができました。それがノーステラスです。
このノーステラスに登場した新施設、インフィニティラウンジは、湖上にせり出すように造られた弧状のウッドテラスが特徴。
湖上に弧状……とダジャレのようですが、どの席に座っても最高のパノラマが見渡せる、理にかなった美しい造形です。
写真:どの席からも極上の見晴らしが楽しめるインフィニティラウンジ
このインフィニティラウンジには、居心地の良いソファ席が限定20席(9組分)。フードとドリンクのセット料金プランがあります。
おしゃれにカフェタイム、またはシャンパンで乾杯!など、さまざまに極上の時間を過ごせそうです。
写真:天空に浮かぶラウンジでくつろげる
インフィニティラウンジは当日先着順の有料席となっています。
The Mainには室内カフェもあり、地元の特産を使ったメニューも充実しています。
実はお茶の産地でもある滋賀県では「近江茶」というブランドがあり、カフェでは近江和紅茶や、近江ほうじ茶ラテなどのメニューが人気。
カフェでゆっくりしたら、テラスからの遊歩道も散策してみたいですね!
写真:室内カフェのインテリアはどれもおしゃれ!
視界360度の大パノラマを体験!CAFE360
The Mainからリフトでさらに標高の高い蓬莱山の山頂まで足をのばすこともできます。
そこは、その名の通り360度を見渡せる「CAFE360」。円形に広がる展望スポットとなっています。開放感に溢れたアーチ状に広がるウッドデッキを歩くとまさに空中散歩している気分!!
展望デッキ以外にプレミアムシートもあり、こちらは当日受付となっているので、ゆったりくつろぎたいときは利用してみて。可愛いソファに座ってのんびり絶景を楽しむ、究極のぜいたくを味わえます。完売してしまう日もあるそうです。
写真:360度を見渡せるCAFE360で空と琵琶湖を独りじめ!
カフェだけじゃない、驚異のアトラクションを体験しよう!
さて、びわ湖バレイには関西最高地とも言われるアスレチックもあるので、お子様づれのファミリーも楽しむことができますよ。
おすすめは、驚異の天空ウォーク「スカイウォーカー」!クモの巣ネットや丸太渡りなどを地上約5mの高さで楽しみながらクリアして進むアトラクションです。
ここでもまた、1,100mからの琵琶湖を見下ろしながらになるので、かなりのスリルを味わえそう! 小さな子供も楽しめるので、安心してくださいね。
スカイウォーカーはびわ湖テラスのThe Mainから徒歩5分ほどにあります。アクティビティの営業期間は例年GW頃から11月上旬までとなっています。
写真:スリリングすぎる!標高1100mで楽しむスカイウォーカー
びわ湖テラスまでのアクセスはこれもまたスリリングなロープウェイで
びわ湖テラスまでのアクセスは、電車の場合、JR志賀駅を下車して路線バスで約10分。そこからはびわ湖バレイロープウェイになります。実はこのロープウェイもスリリングと評判です。
キャビンは360度ガラス張りで、天気がよければ京都市内や大阪までの眺望が楽しめますよ。夏場は景色を楽しむため、ゆっくりとした速度で運転されています。
また、天候によっては雲を突き抜ける体験ができることも。
ロープウェイとはいえ乗客の歓声が上がるほど、アトラクション並みに楽しめそうです。
写真:ガラス張りのロープウェイから京都、大阪を望む
地上より気温も涼しいびわ湖テラス
果物の琵琶の形に似ていることから琵琶湖と名付けられたと言われていますが、その形を上から見ることはなかなかないのではないでしょうか?
地上より気温7〜10度も低めとかなり涼しいびわ湖テラス。今年の夏はぜひ涼みに行ってみたいですね。
GWや夏休みなど大型連休の晴れている日にはカフェの待ち時間が30分から60分近くなることもあるそうです。休日では比較的空いているのはオープン9:00〜11:00頃まで。早めに到着してのんびり過ごすのがいいかもしれませんね。
(まとめ・文:mashiro 情報更新:2020年3月 前田ゆかり)