【紅葉露天】秋になると町中が山の紅葉に彩られるといっても過言ではない大分県九重町の中でも紅葉が見事な鳴子川のほとりにある。
享保13(1728)年に湯小屋を建てたのが始まりという歴史ある筌ノ口温泉(うけのくちおんせん)、川端康成が滞在したことでも知られる温泉地だが、その中にある明治35年創業の老舗旅館がこの「新清館」だ。
写真:露天風呂
フロントがある建物には木造りの階段や、部屋には五葉松の天井、部屋の周りを囲む廊下などに創業当時の湯治風情が残る。湯上りには囲炉裏スペースもある。古い建物にも宿泊でき、外国人にはむしろ古い建物の部屋のほうが喜ばれるという。
宿泊客が主に案内されるのは古民家風にしつらえられた新館。ゆえに古さからの歪みとか、不便さなどは感じない滞在となる。
黄褐色の濁り湯に包まれて見上げれば、明るい紅葉の上に突き抜ける青空
宿から振り返るとそこには清流・鳴子川の紅葉絶景がみられる。清流の冷気のせいか川沿いのほうが紅葉が少し早い。
新清館の敷地の中の露天風呂は広葉樹の林の中にあり、黄金色を中心に明るい雰囲気の紅葉が露天風呂を囲む。混浴と女性専用、どちらも広々としていて、金色に染まった木々ごしに見上げる青空の開放感は素晴らしい。とても広いのでシンフロCMロケ地に起用されたのがよく理解できる。ホント、泳ぎたくなる広さなのだ。
写真:鳴子川の紅葉。宿の前の橋から見える。
お湯の成分もとても濃ゆく黄褐色に濁り、タオルがベージュ色に染まる。湧出時は透明な源泉が、空気に触れると褐色の湯の花ができて濁るのだ。
湯船の中で歩くときは底が見えないので、凹凸に気を付けないと文字通り「足をすくわれる」。
かけ湯のそばには「千枚皿」のように固まった成分が見られるのも温泉好きにはたまらない。濃いがPHは中性で、肌にはやさしい。
個人的な経験でいえば、ここの湯に入ると乾燥アトピーや主婦湿疹の手の痒みが毎回ひく。
なお、源泉48度と使用位置に近いのも大変魅力だ。熱い場合の温度調整は山の清水を使うというが、紅葉の時期は、冷え込むのでほぼ埋めずに使われるだろう。
内湯は24時間使えるが、シャワーがないので留意を。
(情報更新:hotspring727 2020年9月、編集:Vermiliおん)
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紅葉 について
見頃:11月上旬
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